山口県大学共同リポジトリ

日本文学研究

Volume 55-56 ( 2021-01-31 )
- 超意味相と意味形成相(解釈)との乖離にかかる考察 : 蜂飼耳(2008)「ほたるいかに触る」のテクスト分析及び読者反応を通じて
  
  秋本博夫
  
  PP. (1) - (15)
- 「われから」試論 : 谷中から谷中へ
  
  浅野洋
  
  PP. 1 - 15
- 鳥山石燕『画図百鬼夜行』風の巻を読む(その三)
  
  倉本昭
  
  PP. 17 - 28
- 『鎌倉大草紙』二巻本系統/彰考館本系統の小群
  
  田口寛
  
  PP. 29 - 40
- 「高瀬舟」の<他者> : 国語科教材としての可能性のために
  
  矢本浩司
  
  PP. 41 - 51
- 資料紹介中本たか子の書簡
  
  矢本浩司
  
  PP. 53 - 61
Volume 54 ( 2019-01-31 )
- 『にごりえ』の道行（2）
  
  浅野洋
  
  PP. 31 - 39
- 『苔の衣』作中和歌の類歌覚書
  
  安道百合子
  
  PP. 41 - 51
- 鳥山石燕『画図百鬼夜行』風の巻を読む（その二）
  
  倉本昭
  
  PP. 53 - 62
- 手記の宛先―夏目漱石「こゝろ」（「心」）の<応答責任>－
  
  矢本浩司
  
  PP. 63 - 73
Volume 53 ( 2018-01-31 )
- 『竹取物語』における助動詞「けり」と物語世界: 会話文末の「けり」を中心に
  
  閆陽
  
  PP. (1) - (12)
- 『にごりえ』の道行（１）
  
  浅野洋
  
  PP. 1 - 12
- 鳥山石燕『画図百鬼夜行』風の巻を読む
  
  倉本昭
  
  PP. 13 - 24
- 〈転移〉する『こゝろ』 : ラカンで読む漱石『こゝろ』
  
  矢本浩司
  
  PP. 25 - 36
- 「麺麭」を離れた「天爵的貴族」 : 『それから』の長井代助像考察
  
  梁懿文
  
  PP. 37 - 47
- 「われから」における美尾像 : 出世に心を奪われた女性
  
  王光紅
  
  PP. 49 - 59
- 【依頼原稿】母親になった金子みすゞ
  
  木原豊美
  
  PP. 61 - 75
Volume 52 ( 2017-01-31 )
- 明治期日本文学における一人称の変遷 : 『吾輩は猫である』を中心に
  
  秦楽楽
  
  PP. 1 - 13
- 『やみ夜』の闇 : 陰暦の五月廿八日
  
  浅野洋
  
  PP. 27 - 41
- 『雨月物語』「浅茅が宿」の教材化 : 文学史の授業構想、模索の一過程
  
  安道百合子
  
  PP. 42 - 51
- 鳥山石燕『画図百鬼夜行』陽の巻を読む（その二）
  
  倉本昭
  
  PP. 52 - 68
- 肥前島原松平文庫蔵『軍談要集』について : 解題と翻刻
  
  田口寛
  
  PP. 69 - 79
- 「こゝろ」の叙法
  
  矢本浩司
  
  PP. 80 - 91
- 『トロツコ』を読む : 〈斷續してゐ〉る世界に佇むこと
  
  池上貴子
  
  PP. 92 - 107
- 白鬚神社所蔵『白鬚神社縁起』　註釈（二）
  
  日高千晶
  
  PP. 108 - 115
- 「カイロ団長」周辺考
  
  頼富雅樹
  
  PP. 116 - 127
Volume 50 ( 2015-01-31 )
- 『源氏物語』紫の上他界場面教材化への一視点 : 「消えゆく露」表現に着目して
  
  安道百合子
  
  PP. 1 - 10
- 『画図百鬼夜行』の構成に関する一考察
  
  倉本昭
  
  PP. 11 - 23
- 『太田道真息男道灌年少之時教訓之状』瞥見
  
  田口寛
  
  PP. 24 - 33
Volume 49 ( 2014-01-31 )
- 彙報(日本文学科)
  
  PP. 1 - 6
- 残余と永遠 : 受難の文芸序説
  
  奥野政元
  
  PP. 1 - 9
- 絵本の奥の声と出会う
  
  高橋久子
  
  PP. 1 - 11
- 大伴家持と梅花の宴
  
  島田裕子
  
  PP. 10 - 18
- 『三宝絵詞』の用語と表現　再考
  
  関一雄
  
  PP. 19 - 28
- 架蔵写本『鎌倉大草紙』紹介と翻刻(5・了)
  
  田口寛
  
  PP. 29 - 36
Volume 48 ( 2013-01-31 )
- 三浦綾子論(二) : 「氷点」について
  
  奥野政元
  
  PP. 1 - 12
- 中原中也と安原喜弘 : 一九三五年四月二十九日付書簡をめぐって
  
  加藤邦彦
  
  PP. 13 - 26
- 賀茂保憲女集序文の語彙と築島裕説
  
  関一雄
  
  PP. 27 - 35
- 架蔵写本『鎌倉大草紙』紹介と翻刻(三)
  
  田口寛
  
  PP. 36 - 43
Volume 47 ( 2012-01-31 )
- 「まだふみもみず」考 : 小式部内侍「大江山」歌説話教材の要点
  
  安道百合子
  
  PP. 1 - 13
- 中島敦の異世界表現 : 『古譚』をめぐって
  
  奥野政元
  
  PP. 14 - 21
- 昔物語の会話文に込められた登場人物のキャラ : 『うつほ物語』の「ほに」の試解
  
  関一雄
  
  PP. 22 - 33
- 架蔵写本『鎌倉大草紙』紹介と翻刻(1)
  
  田口寛
  
  PP. 34 - 42
- 「花散里」の呼称と役割 : 『万葉集』大伴旅人の歌をもとに
  
  橋本華奈
  
  PP. 43 - 52
Volume 46 ( 2011-01-31 )
- 『うつほ物語』絵解と『枕草子』に見る＜ユル連接構文＞：「静止画的表現」について
  
  関一雄
  
  PP. 1 - 13
- 『首書源氏物語』桐壷巻頭注の翻刻と小考察(下) ：「或抄」の性格に関して
  
  安道百合子
  
  PP. 14 - 27
- 装幀と造本をめぐる作家・装幀家・芸術家の思惑：室生犀星とその周辺から
  
  一色誠子
  
  PP. 28 - 38
- 登場人物としての小説家：『晩年』にみる太宰治のイメージ戦略
  
  加藤邦彦
  
  PP. 39 - 51
- 唐末動乱期の洛陽と韋荘
  
  中尾健一郎
  
  PP. 52 - 63
Volume 45 ( 2010-01-31 )
- 夏目漱石晩年の漢詩と良寛
  
  林蕙美
  
  PP. 1 - 12
- 第二次「四季」にとって中原中也の存在意義とは何だったか：「四季」における中原中也、中原中也における「四季」(3)
  
  加藤邦彦
  
  PP. 13 - 23
- 『首書源氏物語』桐壷巻頭注の翻刻と小考察(上) ：「或抄」の性格に関して
  
  安道百合子
  
  PP. 24 - 38
- 中国の詩人とトポフィリア　：　陪都の文学
  
  中尾健一郎
  
  PP. 39 - 50
Volume 44 ( 2009-1-31 )
- 作家室生犀星と装本家恩地孝四郎 : 「本を造る」ということ
  
  一色誠子
  
  PP. 1 - 13
- 第二次「四季」創刊前後の中原中也 : 「四季」における中原中也、中原中也における「四季」(1)
  
  加藤邦彦
  
  PP. 14 - 25
- 戦後の小林秀雄 : その＜宗教性＞の推移をめぐって
  
  佐藤泰正
  
  PP. 26 - 37
- 『松浦宮物語』の役柄語
  
  関一雄
  
  PP. 38 - 48
- 司馬光と欧陽脩
  
  中尾健一郎
  
  PP. 49 - 59
Volume 43 ( 2008-01 )
- 『古事記』の〈天浮橋〉 : その「境界」の機能と「国見」としての意味
  
  鄭家瑜
  
  PP. 1 - 12
- 『源氏物語』における絵日記考
  
  古野優子
  
  PP. 13 - 22
- 清経入水 : 『平家物語』作者に見えなかったもの
  
  宮田尚
  
  PP. 23 - 33
- 続・中川経雅の交友録 : 本居大平との友情(その2)
  
  倉本昭
  
  PP. 34 - 41
- 中原中也と小林秀雄--その対峙・相関を軸として
  
  佐藤泰正
  
  PP. 42 - 56
- 詩と夢 : 北川透詩集『溶ける、目覚まし時計』にふれて
  
  鍋島幹夫
  
  PP. 57 - 66
- 平安和文の役柄語(1)登場人物のセリフの特性
  
  関一雄
  
  PP. 67 - 76
Volume 42 ( 2007-01 )
- '怒'の感情表現に関する日韓両国語の認知分析
  
  宋誓天
  
  PP. 1 - 12
- 『源氏物語』における手習歌の表現性
  
  高浪芳子
  
  PP. 1 - 12
- 夕顔巻における中将の君の「いみじき」返歌 : 『無名草子』の人物評を手がかりにして
  
  安道百合子
  
  PP. 13 - 25
- 続・中川経雅の交遊録 : 本居太平との友情(その1)
  
  倉本昭
  
  PP. 26 - 34
- 一葉をどう読むか : 『にごりえ』を軸として
  
  佐藤泰正
  
  PP. 35 - 46
- 高等学校国語教科書教材研究「ミロのヴィーナス」をどう教えるか
  
  北川透
  
  PP. 47 - 56
- 平安和文の「いわむや」の用法 : 会話文中の用例を中心に
  
  関一雄
  
  PP. 57 - 69
Volume 41 ( 2006-01 )
- 『延命地蔵経和訓図会』に関する一考察 : 楽山上人説話を中心にして
  
  川野真帆
  
  PP. 1 - 8
- 『硝子戸の中』論 : 生と死の葛藤をめぐって
  
  山口洋子
  
  PP. 9 - 19
- 漱石のなかの男と女(1)『草枕』から『明暗』まで : 漱石探究(4)
  
  佐藤泰正
  
  PP. 20 - 31
- 『竹取物語』の表現手法 : 動画的表現と静止画的表現をめぐって
  
  関一雄
  
  PP. 32 - 41
- 森田兼吉先生略年譜・著作等目録
  
  PP. 42 - 45
Volume 40 ( 2005-01 )
- 韓国の日本語教育における慣用句の研究 : 動詞慣用句に対する使用実態の比較分析を中心に
  
  宋誓天
  
  PP. 1 - 14
- 枕草子の虚構性 : 「笑ひ」と「あはれ」を中心にして
  
  川藤良子
  
  PP. 1 - 11
- 『明暗』をどう読むか : 漱石探求(3)
  
  佐藤泰正
  
  PP. 12 - 23
- 「みそかに」は、何故消滅したか
  
  関一雄
  
  PP. 24 - 36
- 梅光学院大学附属図書館所蔵和漢古書目録稿(下)
  
  久保田啓一松浦恵子蔵本朋依
  
  PP. 37 - 49
Volume 39 ( 2004-01 )
- 『古事記』における日向三代の聖婚説話
  
  鄭家瑜
  
  PP. 1 - 11
- 運命前定論 : 光源氏須磨流謫と明石一族の運命
  
  有松陽子
  
  PP. 12 - 26
- 『平家物語』の頼政造形 : 延慶本を中心に
  
  趙文珠
  
  PP. 27 - 37
- 中川経雅の交友録 : 画僧・月僊との友情
  
  倉本昭
  
  PP. 38 - 49
- 『それから』 : <進化>と<退化>の物語
  
  好川佐苗
  
  PP. 50 - 61
- 『道草』をどう読むか : 漱石探求(2)
  
  佐藤泰正
  
  PP. 62 - 72
- 「羅生門」の契機となった『今昔物語集』のテキスト : 『校註国文叢書』依拠説の否定
  
  宮田尚
  
  PP. 73 - 83
- 「羅生門」論 : 末尾改稿を軸に
  
  池上貴子
  
  PP. 84 - 93
- 中原中也、その文学的出発 : 「朝の歌」から「白痴群」創刊前後まで
  
  加藤邦彦
  
  PP. 94 - 106
- 中原中也の宮沢賢治受容に関する一考察
  
  古賀晴美
  
  PP. 107 - 115
- 『山の音』に描かれている女性たち : 菊子の両面性を含めて
  
  金惠妍
  
  PP. 116 - 128
- 「まじる」「まじらふ」と「マジハル」 : 中世の作品の用例から遡行して考える中古和文の「まじる」「まじらふ」の意味
  
  関一雄
  
  PP. 129 - 141
- 梅光学院大学附属図書館所蔵和漢古書目録稿(上)
  
  久保田啓一松浦恵子蔵本朋依
  
  PP. 142 - 155
Volume 38 ( 2003-02 )
- FOX : 翻訳によって挑発される性
  
  高橋久子
  
  PP. 1 - 11
- 『蜻蛉日記』考 : 道綱母の予感
  
  安貞淑
  
  PP. 1 - 10
- 『和泉式部日記』は三条西家本だけでは読めない・続稿 : 和歌の場合
  
  森田兼吉
  
  PP. 11 - 22
- 『徒然草』に見られる老人と若者 : 第百七十二段を中心に
  
  韓智嫄
  
  PP. 23 - 31
- 慶徳如松・麗女夫婦と丹羽家(4)
  
  倉本昭
  
  PP. 32 - 45
- 漱石漢詩研究 : 「修善寺の大患」直後の漢詩について
  
  林蕙美
  
  PP. 46 - 54
- 漱石探求 : 『こゝろ』から何が見えて来るか
  
  佐藤泰正
  
  PP. 55 - 65
- 宮沢賢治「原体剣舞連」論
  
  濱田有紀子
  
  PP. 66 - 73
- 唐代伝奇「杜子春伝」に見える道教的用語再考(中)「白石三丸」考
  
  増子和男
  
  PP. 74 - 86
- 平安時代の表現語彙と読解語彙 : 文体史研究のあり方試論
  
  関一雄
  
  PP. 87 - 96
Volume 37 ( 2002-03 )
- 日本文学における暦日表現についての一考察 : 「方違え」で読む『蜻蛉日記』
  
  吉住弘恵
  
  PP. 1 - 9
- 『徒然草』に見られる経済観 : 第二百十七段を中心に
  
  韓智嫄
  
  PP. 10 - 18
- 慶徳如松・麗女夫婦と丹羽家(三)
  
  倉本昭
  
  PP. 19 - 28
- 宮沢賢治『歌稿B』「大正十年四月」の短歌に関する考察(上)
  
  濱田有紀子
  
  PP. 29 - 36
- 堀辰雄一面 : 『風立ちぬ』『菜穂子』『曠野』を貫通するもの
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 37 - 46
- ＜女性＞一人語りと戦争 : 太宰治「皮膚と心」を中心に
  
  北川透
  
  PP. 47 - 55
- 唐代伝奇「杜子春伝」に見える道教的用語再考(上)
  
  増子和男
  
  PP. 56 - 65
- ｢ずして｣の意味 : 主として平安和文の用例を通しての分析
  
  Seki Kazuo
  
  PP. 66 - 76
Volume 36 ( 2001-02 )
- 『賀茂保憲女』研究 : 縁者の伝記小考
  
  小塩豊美
  
  PP. 1 - 11
- 『平家物語』の建礼門院造形 : 延慶本を中心に
  
  趙文珠
  
  PP. 12 - 21
- 慶徳如松・麗女夫婦と丹羽家(二)
  
  倉本昭
  
  PP. 22 - 29
- 夏目漱石『三四郎』論 : 浮上する美禰子像
  
  光田鮎美
  
  PP. 30 - 38
- 夏目漱石『彼岸過迄』論 : 子どもの死を手掛かりにして
  
  山口洋子
  
  PP. 39 - 46
- 『伊豆の踊子』の世界 : 踊子の女神説
  
  金惠妍
  
  PP. 47 - 56
- 村上春樹と漱石 : ＜漱石的主題＞を軸として
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 57 - 66
- 唐代伝奇「陸?伝」に関する一考察(下)
  
  増子和男
  
  PP. 67 - 75
- 「おそる」と「おづ」、「たがひに」と「かたみに」の意味 : 中世王朝物語用語の用例から平安時代和文語の一側面を見る
  
  Seki Kazuo
  
  PP. 76 - 84
Volume 35 ( 2000-01 )
- 北九州市域における尊敬表現法(1) : あいさつことば「どこへ行く(ている)のか？」(目上へ)の現況
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 1 - 11
- 『山頂湖面抄』にみられる連歌的側面について : 二条良基『光源氏一部連歌寄合』・『光源氏一部連歌寄合之事』を中心に
  
  古野優子
  
  PP. 1 - 8
- 慶徳如松・麗女夫婦と丹羽家(一)
  
  倉本昭
  
  PP. 9 - 17
- 『四篇』をどう読むか : 寒い漱石・夢みる漱石
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 18 - 29
- 『西方の人』考察(下)
  
  河泰厚
  
  PP. 30 - 38
- 文学者の≪十二月八日≫(一) : 安吾「真珠」の素材について
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 39 - 47
- 不気味な魔物の影 : 戦争下の『右大臣実朝』
  
  北川透
  
  PP. 48 - 60
- 読書療法の可能性 : 養護施設での読みあいを中心に
  
  村中李衣
  
  PP. 61 - 71
- 唐代伝奇「陸?伝」に関する一考察 : 消麺虫来源再考
  
  増子和男
  
  PP. 72 - 82
- 『源氏物語絵巻』詞書の用語と表現 : 『源氏物語』本文との対比による国語学的考察
  
  Seki Kazuo
  
  PP. 83 - 92
- 副詞「随分」などについて
  
  播磨桂子
  
  PP. 93 - 105
Volume 34 ( 1999-01 )
- 北九州市域方言のアスペクト形式(1) : 当方言と共通語との対照を試みる
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 1 - 9
- 『源氏物語』主題論予備考説 : 帚木巻「雨夜の品定め」女性論の主題性について
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 1 - 12
- 『更級日記』の孤独のありよう
  
  安貞淑
  
  PP. 13 - 22
- 『たまきはる』の序文の考察 : その性格と作品との関わり
  
  森田兼吉
  
  PP. 23 - 32
- 『日本霊異記』から『今昔物語集』へ : 標題覚え書き
  
  宮田尚
  
  PP. 33 - 40
- 『ぬばたまの巻』再考(補説)
  
  倉本昭
  
  PP. 41 - 50
- 「鬼心非鬼心」論 : 「児殺」を中心に
  
  李淙煥
  
  PP. 51 - 62
- 作家は誰のために書くのか : 芥川から小川国夫へ
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 63 - 74
- 『西方の人』考察(上)
  
  河泰厚
  
  PP. 75 - 88
- 文学の一兵卒 : 太宰治「散華」について
  
  北川透
  
  PP. 89 - 100
- 伝記事実の＜混乱＞と＜再確認＞ : 太宰治弘高時代の席次について
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 101 - 112
- 唐代伝奇「陸?伝」に関する一考察(中)
  
  増子和男
  
  PP. 113 - 124
- ウーフの読まれ方 : 大人の読みと子どもの読み
  
  高橋久子
  
  PP. 125 - 134
- 平安時代和文語と中世王朝物語用語の一側面(一) : 「―ぶ・む」動詞と「―がる」動詞の場合
  
  Seki Kazuo
  
  PP. 135 - 143
Volume 33 ( 1998-01 )
- 『古事記』上巻における「言うこと」の意味(中) : 文芸性を解く手がかりとして
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 10
- 源氏物語の四季観 : その基底にあるもの
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 11 - 20
- 天永二年十一月廿三日忠通邸作文会の漢詩について : 菅原在良の研究
  
  三浦加奈子
  
  PP. 21 - 28
- 日記文学から読者が見えなくなるとき : 『とはずがたり』論への序説
  
  森田兼吉
  
  PP. 29 - 40
- 『山頂湖面抄』と『光源氏一部謌』 : 両本における性格の相違を中心として
  
  古野優子
  
  PP. 41 - 48
- 今昔物語集の＜宇治拾遺離れ＞ : 標題を視座として
  
  宮田尚
  
  PP. 49 - 60
- 上田秋成『ぬばたまの巻』の再検討
  
  倉本昭
  
  PP. 61 - 72
- 文学における近代と反近代・その一面 : 『こゝろ』評価の推移を軸として
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 73 - 84
- 『行人』考察 : 二郎の＜いま＞
  
  曽我理恵
  
  PP. 85 - 96
- 「一つのメルヘン」成立に関する一考察 : 宮沢賢治「やまなし」との比較から
  
  中野新治
  
  PP. 97 - 110
- 有島武郎の詩と詩論 : 新しい可能性を求めて
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 111 - 120
- ＜愛するが故の厳格さ＞ : 津島家の兄と弟(一)
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 121 - 130
- 「物語の女」研究 : 片山廣子との関わりを中心に
  
  山﨑麻由美
  
  PP. 131 - 140
- 文学教材における絵の位置づけについて
  
  高橋久子
  
  PP. 141 - 150
- 唐代伝奇「陸顒伝」に関する一考察(上)
  
  増子和男
  
  PP. 151 - 164
- 『とはずがたり』の疑問表現(下) : 要判定疑問表現の場合
  
  磯部佳宏
  
  PP. 165 - 176
- 家号語彙研究の構想
  
  岡野信子
  
  PP. 177 - 190
- 「かもしれない」　の成り立ちについて
  
  播磨桂子
  
  PP. 191 - 207
Volume 32 ( 1997-01 )
- 伝言ゲームに起こる音声的な変化について(2)
  
  有元光彦
  
  PP. 1 - 8
- 『古事記』上巻における「言うこと」の意味上 : 文芸性を解く手がかりとして
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 16
- 北海道渡島半島諸地の家印家号(その一) : 茅部郡南茅部町尾札部見日の家印家号
  
  岡野信子
  
  PP. 9 - 20
- 紀女郎試論(一)
  
  島田裕子
  
  PP. 17 - 28
- 北九州市域における尊敬表現法「動詞+レル・ラレル+テクダサイ」
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 21 - 31
- 『富士御覧日記』の成立とその周辺
  
  森田兼吉
  
  PP. 29 - 40
- 『賀茂保憲女集』の研究 : 保憲女の漢詩文受容と家意識
  
  中島絵里子
  
  PP. 41 - 52
- 『今昔物語集』の読み替え(下) : 三宝感応要略録との関連において
  
  宮田尚
  
  PP. 53 - 60
- 男の世界と女の世界 : 浄瑠璃劇の一つの対立軸
  
  松崎仁
  
  PP. 61 - 72
- 有島武郎著作集第十五輯『芸術と生活』を読む(二) : 「宣言一つ」を中心として
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 73 - 82
- 『みだれ髪』の位置
  
  皆川晶
  
  PP. 83 - 92
- 『南京の基督』考察
  
  河泰厚
  
  PP. 93 - 104
- 小林秀雄初期小説・考 : ＜太宰治という場所＞を視界におきつつ
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 105 - 116
- 悪魔の伯父さんが来る所 : 中原中也＜ダダ音楽＞の行方
  
  北川透
  
  PP. 117 - 128
- ≪喪失≫の自覚 : 「彼は昔の彼ならず」と「渡り鳥」と
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 129 - 138
- 絵本の残すもの : 絵本再話過程にみる”読み”の研究
  
  高橋久子
  
  PP. 139 - 146
- 唐代伝奇「杜子春伝」に関する一考察(5) : 小結
  
  増子和男
  
  PP. 147 - 160
- 『とはずがたり』の疑問表現(上) : 要説明疑問表現の場合
  
  磯部佳宏
  
  PP. 161 - 172
Volume 31 ( 1996-01 )
- 関門域の方言動態 : 『下関北九州市言語地図』に見る
  
  岡野信子
  
  PP. 1 - 14
- 天平の娘子歌の諸相 : 大伴家持をめぐる相聞歌群を中心として
  
  島田裕子
  
  PP. 1 - 16
- 熊本県下における連母音の融合状況
  
  内山智美
  
  PP. 15 - 24
- 『和泉式部日記』は三条西家本だけでは読めない : 『和泉式部日記』三系統論再読・続稿
  
  森田兼吉
  
  PP. 17 - 28
- 伝言ゲームの言語学的分析
  
  有元光彦
  
  PP. 25 - 35
- 光源氏の須磨流謫について : 宿世意識の深化の過程
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 29 - 38
- 『更級日記』における四季と和歌
  
  安貞淑
  
  PP. 39 - 50
- 『今昔物語集』の読み替え(上) : 三宝感応要略録との関連において
  
  宮田尚
  
  PP. 51 - 58
- 「関八州繫馬」脚注余滴
  
  松崎仁
  
  PP. 59 - 70
- 成島信遍年譜稿(五)
  
  久保田啓一
  
  PP. 71 - 80
- 垂直と地平と : 北村透谷「國民と思想」再論
  
  北川透
  
  PP. 81 - 94
- 鷗外「安井夫人」論 : 「『遠い、遠い所に注がれてゐ』る視線」をめぐって
  
  中野新治
  
  PP. 95 - 104
- 山村暮鳥「だんす」の詩をめぐって
  
  那須香
  
  PP. 105 - 114
- 有島武郎著作集第十五輯『芸術と生活』を読む(一) : エピグラフ解釈を中心にして
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 115 - 124
- 『双子の星』から『グスコーブドリの伝記』へ : 賢治童話をつらぬくもの・その一面
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 125 - 136
- 妻・母という＜女＞ : 「桜桃」試論
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 137 - 146
- 室生犀星「火の魚」論 : 一つの芸術論として
  
  一色誠子
  
  PP. 147 - 156
- 読書療法の可能性 : 老人保健施設での試みから
  
  高橋久子
  
  PP. 157 - 170
- 唐代伝奇「杜子春伝」に関する一考察(4) : 破局を予感させる二つの用語をめぐって
  
  増子和男
  
  PP. 171 - 182
- 『今昔物語集』の要判定疑問表現(下) : 天竺部・震旦部・本朝仏法部の場合
  
  磯部佳宏
  
  PP. 183 - 197
Volume 30 ( 1995-01 )
- 宮古島・平良方言の規則動詞の語彙音韻論
  
  有元光彦
  
  PP. 1 - 15
- 記紀歌謡から見た『古事記』と『日本書紀』(二)
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 12
- 大伴家持をめぐる相聞歌群(一) : 女郎歌の諸相
  
  島田裕子
  
  PP. 13 - 28
- 記録としての日記の考察 : 日記文学前史
  
  森田兼吉
  
  PP. 29 - 42
- 源氏物語論 : 嗅覚美形成
  
  目加田さくを
  
  PP. 43 - 56
- 「若菜」巻(上・下)における明石の君 : その外面と内面の乖離
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 57 - 66
- 『更級日記』 : 初瀬参詣記事の考察
  
  原順子
  
  PP. 67 - 76
- 現報譚から蘇生譚へ : 今昔物語集における読み替え
  
  宮田尚
  
  PP. 77 - 88
- 地蔵説話の＜蘇生譚＞が意図するもの : 『今昔物語集』巻十七を中心として
  
  好村友江
  
  PP. 89 - 100
- 成島信編年譜稿(四)
  
  久保田啓一
  
  PP. 101 - 112
- ｢ひらかな盛衰記｣管見 : 三段目に関する二、三の問題
  
  松崎仁
  
  PP. 113 - 122
- 青と赤の＜双極性＞ : 『それから』試論
  
  桑原理恵
  
  PP. 123 - 136
- 『こゝろ』論 : 二項構造と「死」
  
  金貞淑
  
  PP. 137 - 148
- ドストエフスキイ体験と「淨罪詩篇」 : 萩原朔太郎＜言語革命＞の変容
  
  北川透
  
  PP. 149 - 162
- 有島武郎著作集第十四輯『星座』論序説 : エピグラフ解釈を中心にして(二)
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 163 - 174
- 「鹿踊(ししをど)りのはじまり」を読む : その「ほんたうの精神」をめぐって
  
  中野新治
  
  PP. 175 - 184
- 八木重吉研究 : 重吉の詩観
  
  那須香
  
  PP. 185 - 196
- 芥川再見 : その正と負 : 小林秀雄の批評を軸として
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 197 - 208
- 「道化の華」の構造 : ＜僕＞の位相についての試み
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 209 - 218
- 絵本における語りの装置 : 『はせがわくんきらいや』の場合
  
  高橋久子
  
  PP. 219 - 234
- 唐代伝奇「杜子春伝」に関する一考察(3) : いわゆる「試し」の場面の二つの語彙をめぐって
  
  増子和男
  
  PP. 235 - 244
- 『今昔物語集』の要判定疑問表現(上) : 本朝世俗部の場合
  
  磯部佳宏
  
  PP. 245 - 255
Volume 29 ( 1993-11 )
- 沖縄・首里方言の規制動詞の形態音韻論:試論
  
  有元光彦
  
  PP. 1 - 12
- 記紀歌謡から見た『古事記』と『日本書紀』(一)
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 24
- 大伴家持と＜なでしこ＞の歌
  
  島田裕子
  
  PP. 25 - 34
- サロンの文芸活動(VI) : 皇后定子サロンの系流
  
  目加田さくを
  
  PP. 35 - 52
- 光源氏の一生 : 贖罪と鎮魂、そして出家まで
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 53 - 62
- 『今昔物語集』巻七第一話の錯誤から : 標題・本文・評語
  
  宮田尚
  
  PP. 63 - 72
- 『たまきはる』の成立と主題 : 奥書・第二部の検討から第一部へ
  
  森田兼吉
  
  PP. 73 - 84
- 天神伝説と演劇
  
  松崎仁
  
  PP. 85 - 96
- 川越市立図書館蔵『芙蓉楼玉屑』(続) : 解題
  
  久保田啓一
  
  PP. 97 - 104
- 『こゝろ』をどう読むか : テクスト論的解読へのひとつの問い
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 105 - 116
- 《無類の直接性》をめぐって : 続・言語革命期の室生犀星
  
  北川透
  
  PP. 117 - 130
- 有島武郎著作集第十四輯『星座』論序説 : エピグラフ解釈を中心にして
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 131 - 140
- 「[雨ニモマケズ]」論 : 樹木的生への到達
  
  中野新治
  
  PP. 141 - 150
- 「魚服記」の「語り」 : その様態への一つの試み
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 151 - 160
- 絵本試論 : 『3びきのくま』をめぐって
  
  高橋久子
  
  PP. 161 - 174
- 唐代伝奇「杜子春伝」に関する一考察[続] : その道教的語彙を中心に
  
  増子和男
  
  PP. 175 - 186
- 『平家物語』の要判定疑問表現
  
  磯部佳宏
  
  PP. 187 - 200
- 山口県柳井市平郡島の生活語諸相
  
  岡野信子
  
  PP. 201 - 214
- 日本語のあいさつことば : 「どうも。」のはたらきについて
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 215 - 223
Volume 28 ( 1992-11 )
- 五島列島・下崎山町方言の動詞語幹におけるu/i交替
  
  有元光彦
  
  PP. 1 - 16
- 記紀歌謡に歌われたもの(二) : 植物を中心に(中)
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 12
- 大伴家持と天平宝字二年春正月の歌 : 宴と孤心
  
  島田裕子
  
  PP. 13 - 26
- 『土佐日記』論 : 日記文学史論のために
  
  森田兼吉
  
  PP. 27 - 38
- サロンの文芸活動(V) : 中宮定子サロンの議題―物語受容
  
  目加田さくを
  
  PP. 39 - 54
- 「夕顔」巻の文章表現 : 「心あてに…」の歌の解釈をめぐって
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 55 - 64
- 「慰む」を通してみた『和泉式部日記』
  
  金玄淑
  
  PP. 65 - 76
- 『今昔物語集』震旦部研究略史・補遺
  
  宮田尚
  
  PP. 77 - 80
- 「三千世界商往来(やりくりおうらい)」と先生(シャンスイ)金右衛門
  
  松崎仁
  
  PP. 81 - 94
- 川越市立図書館蔵『芙蓉楼玉屑』(下) : 翻刻と解題
  
  久保田啓一
  
  PP. 95 - 104
- ＜小説＞の実験 : その展開と変容 : 漱石・芥川・太宰にふれつつ
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 105 - 116
- 『硝子戸の中』論 : ＜時＞をめぐって
  
  姜熙鈴
  
  PP. 117 - 126
- 《感傷の涅槃》という概念 : 言語革命期の萩原朔太郎
  
  北川透
  
  PP. 127 - 138
- 「瞞し絵」の文学 : 芥川龍之介「糸女覚え書」におけるパロディの方法について
  
  長谷川郁美
  
  PP. 139 - 150
- 有島武郎研究 : 著作集第十三輯『小さな灯』を読む
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 151 - 160
- 「銀河鉄道の夜」初期形・再考 : 主人公の孤独と幻想空間の解釈をめぐって
  
  中野新治
  
  PP. 161 - 174
- 「新ハムレツト」の世界
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 175 - 186
- 児童文学における翻訳作品のとおりみち : The Happy Princeの場合
  
  高橋久子
  
  PP. 187 - 198
- 唐代伝奇「杜子春伝」に関する一考察
  
  増子和男
  
  PP. 199 - 212
- 『源氏物語』の要判定疑問表現 : 「―ニヤ。」形式を中心に
  
  磯部佳宏
  
  PP. 213 - 222
- 家号語彙の研究 : 島根県邇摩郡仁摩町大字宅野町の家号語彙
  
  岡野信子
  
  PP. 223 - 234
- 日本語の詫びのあいさつことば : 女子学生の言語生活における談話資料をもとにして
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 235 - 243
Volume 27 ( 1991-11 )
- 記紀歌謡に歌われたもの(二) : 植物を中心に(上)
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 10
- 大伴家持天平二十年春正月の歌 : 写実と類型について
  
  島田裕子
  
  PP. 11 - 20
- サロンの文芸活動つづき : 李義山雑纂・義山詩集と枕草子・清少納言集
  
  目加田さくを
  
  PP. 21 - 36
- 浮舟の世界 : 存在の不安と死、そして出家まで
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 37 - 48
- 『弁内侍日記』論三 : その文学性
  
  森田兼吉
  
  PP. 49 - 62
- 『今昔物語集』震旦部研究略史(その二)
  
  宮田尚
  
  PP. 63 - 72
- 『新板役者誉ことば』影印・翻刻と注解
  
  松崎仁
  
  PP. 73 - 96
- 川越市立図書館蔵『芙蓉楼玉屑』(中) : 翻刻と解題
  
  久保田啓一
  
  PP. 97 - 108
- 『たけくらべ』哀感 : 語りの手法
  
  重松恵子
  
  PP. 109 - 120
- 初期漱石における＜語り＞の問題 : 方法としての＜余＞を軸として
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 121 - 132
- クローディアスの形象化(一) : 「クローディアスの日記」を中心として
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 133 - 140
- 『抒情小曲集』の亀裂 : 言語革命期の室生犀星
  
  北川透
  
  PP. 141 - 152
- 有島武郎研究 : 著作集第十二輯『旅する心』を読む
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 153 - 162
- ｢やまなし｣読解ノート
  
  中野新治
  
  PP. 163 - 172
- 『蜜のあはれ』論 : 錯綜するイメージと作家の内部
  
  一色誠子
  
  PP. 173 - 184
- 'Crow Boy'と『からすたろう』 : 八島太郎の揺れを追って
  
  高橋久子
  
  PP. 185 - 196
- 岑参「春夢」詩解釈存疑
  
  増子和男
  
  PP. 197 - 208
- 『今昔物語集』の要説明疑問表現 : 「疑問詞――ニカ。」形式を中心に
  
  磯部佳宏
  
  PP. 209 - 220
- リ・リー語尾命令形の考察
  
  岡野信子
  
  PP. 221 - 233
Volume 26 ( 1990-11 )
- 感謝のあいさつことば : 「ありがとう」と「すみません」について
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 1 - 11
- 大伴坂上郎女論下
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 12
- 大伴家持の大夫精神(二) : 書持への挽歌とその展開
  
  島田裕子
  
  PP. 13 - 22
- サロンの文芸活動 : 皇后定子サロンと若き文雅の帝王達 : 付・「清涼殿の丑寅の隅」の章段の解釈存疑
  
  目加田さくを
  
  PP. 23 - 36
- 『本朝麗藻』全注釈(二十六)
  
  今浜通隆
  
  PP. 37 - 50
- 『今昔物語集』震旦部研究略史(その一)
  
  宮田尚
  
  PP. 51 - 58
- 『弁内侍日記』論二 : 弁内侍と少将内侍
  
  森田兼吉
  
  PP. 59 - 70
- 『かげろふ日記』下巻の性格 : 天禄三年の日録的記事の検討から
  
  宮田京子
  
  PP. 71 - 80
- 須佐の嵐 : 異国船打払事件の一記録
  
  松崎仁
  
  PP. 81 - 94
- 川越市立図書館蔵『芙蓉楼玉屑』(上) : 翻刻と解題
  
  久保田啓一
  
  PP. 95 - 104
- 大岡昇平一面 : その宗教性を軸として
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 105 - 116
- 有島武郎著作集第十一輯『惜みなく愛は奪ふ』を読む(四) : 「余禄」を中心にして
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 117 - 126
- 死の夢・夢の死 : 「銀河鉄道の夜」ノート
  
  中野新治
  
  PP. 127 - 140
- ｢新ハムレット｣論序説 : 浦口文治への関わりを中心に
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 141 - 150
- 下関市域の方言状況 : 一九八七年調査の報告
  
  岡野信子
  
  PP. 151 - 164
- 中古和文の要説明疑問表現 : 『源氏物語』を資料として
  
  磯部佳宏
  
  PP. 165 - 175
Volume 25 ( 1989-11 )
- 天気のあいさつことば
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 1 - 15
- 大伴坂上郎女論中
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 10
- 大伴家持の大夫精神 : 安積皇子への挽歌をめぐって
  
  島田裕子
  
  PP. 11 - 20
- 大和物語評釈(六十八回)
  
  今井源衛
  
  PP. 21 - 30
- サロンの文芸活動 : 皇后定子とその系流(III)
  
  目加田さくを
  
  PP. 31 - 44
- 六条御息所再考 : 死霊事件を中心に
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 45 - 54
- 方法としての「世人」・「世の人」をめぐって : 初期物語・日記文学・『源氏物語』の用例に即して
  
  金順姫
  
  PP. 55 - 68
- 『本朝麗藻』全注釈(二十四)
  
  今浜通隆
  
  PP. 69 - 82
- 『冥報記』の継承その二 : 『善悪現験報応編』を中心に
  
  宮田尚
  
  PP. 83 - 94
- 名所和歌における独創性と歌人的特色 : 建保期を中心として
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 95 - 104
- 『弁内侍日記』論一 : 形態の確認
  
  森田兼吉
  
  PP. 105 - 116
- 「堀川波鼓」小考
  
  松崎仁
  
  PP. 117 - 126
- 風雅和歌集の復権 : 江戸冷泉派歌論断章
  
  久保田啓一
  
  PP. 127 - 138
- 透谷 : その主題と方法 : 批評家胎生の機微をめぐって
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 139 - 150
- 『行人』論 : 現在位相からの遁走
  
  関谷由美子
  
  PP. 151 - 164
- 有島武郎著作集第十一輯『惜みなく愛は奪ふ』を読む(三) : 本文分析を中心にして
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 165 - 176
- 「グスコーブドリの伝記」を読む : 主人公の死をどう理解するか
  
  中野新治
  
  PP. 177 - 188
- 太宰治の「第二の白樺運動」
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 189 - 196
- 応答表現法 : 長門方言における
  
  岡野信子
  
  PP. 197 - 209
Volume 24 ( 1988-11 )
- 大伴坂上郎女論上
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 12
- 方言談話における接続詞のはたらき : 山口県豊浦郡豊北町阿川方言の「だから」について
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 1 - 12
- 大伴家持の「独り秋野を憶ふ」歌六首
  
  島田裕子
  
  PP. 13 - 22
- 道綱の母の結婚 : 一夫一妻制論を考える
  
  森田兼吉
  
  PP. 23 - 34
- 晩年の紫上 : その人物像の宗教性について
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 35 - 44
- サロンの文芸活動 : 皇后定子とその系流(II)
  
  目加田さくを
  
  PP. 45 - 58
- 『本朝麗藻』全注釈(二十二)
  
  今浜通隆
  
  PP. 59 - 72
- 『今昔物語集』の三韓
  
  宮田尚
  
  PP. 73 - 84
- 内裏名所百首雑歌考
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 85 - 94
- 「山の段」の構造 : 「妹背山婦女庭訓」研究
  
  松崎仁
  
  PP. 95 - 104
- 『露団々』序と『梵雲庵記』
  
  今井源衛
  
  PP. 105 - 110
- 有島武郎著作集第十一輯『惜みなく愛は奪ふ』を読む(二) : 本文分析を中心にして
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 111 - 120
- 宮沢賢治における恋愛と宗教 : 「[丁丁丁丁丁]」をめぐって
  
  中野新治
  
  PP. 121 - 130
- ふたくみの兄と弟
  
  鶴谷憲三
  
  PP. 131 - 140
- 小林秀雄 : その主題と方法 : 芥川論から宣長論・白鳥論に至る道
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 141 - 152
- 山口県下響灘・日本海域の可能表現法 : 九州方言との同質性
  
  岡野信子
  
  PP. 153 - 165
Volume 23 ( 1987-11 )
- 上代の赤 : 顔料を主に
  
  伊原昭
  
  PP. 1 - 12
- 万葉第三期の時代と歌　上 : その始まりと問題点
  
  岡田喜久男
  
  PP. 13 - 26
- 大伴家持和歌の後世における享受
  
  島田裕子
  
  PP. 27 - 38
- かぐや姫の面影 : 「姮娥」と「少女」と
  
  今井源衛
  
  PP. 39 - 46
- 『かげろふの日記』章明親王関係諸段考 : 道綱母と兼家との一体化表現
  
  森田兼吉
  
  PP. 47 - 58
- 朧月夜論 : その人物像再把握の試み
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 59 - 68
- サロンの文芸活動 : 皇后定子とその系流(I)
  
  目加田さくを
  
  PP. 69 - 84
- 『本朝麗藻』全注釈(十九)
  
  今浜通隆
  
  PP. 85 - 98
- 組織へのこだわり : 『今昔物語集』標題考
  
  宮田尚
  
  PP. 99 - 108
- 中村本夜寝覚物語における歌の改作態度
  
  原田真理
  
  PP. 109 - 122
- 新勅撰和歌集恋部の終末部の構成 : 原私家集からの改変とその意図
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 123 - 132
- 後醍醐天皇をめぐる三人の斎宮たち : 獎子内親王・懽子内親王・祥子内親王
  
  安西奈保子
  
  PP. 133 - 146
- 翻刻・日野殿三部抄・綱元問弘資答
  
  渡辺憲司
  
  PP. 147 - 158
- 『聖三稜玻璃』論 : 「光」イメージの成立
  
  井上洋子
  
  PP. 159 - 170
- 有島武郎著作集第十一輯『惜みなく愛は奪ふ』を読む(一) : エピグラフ解釈・自註分析を中心に
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 171 - 182
- 「世界の童話的構図」の成立 : 『注文の多い料理店』序の検討
  
  中野新治
  
  PP. 183 - 194
- 『死の棘』をどう読むか : その倫理的位相をめぐって
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 195 - 206
- 塚本邦雄における＜茂吉＞の位相 : 『茂吉秀歌「霜」「小園」「白き山」「つきかげ」百首』を中心として
  
  安森敏隆
  
  PP. 207 - 218
- 「女」(め・おんな)を語頭に持つ語彙
  
  岡野信子
  
  PP. 219 - 229
Volume 22 ( 1986-11 )
- 肥筑方言に見られる心情訴え文について
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 1 - 10
- “陰陽五行説”の影響 : 万葉集を主に
  
  伊原昭
  
  PP. 1 - 14
- 長忌寸意吉麻呂論(二)
  
  岡田喜久男
  
  PP. 15 - 26
- 源氏物語行幸の巻論 : 内大臣家の人々造型
  
  目加田さくを
  
  PP. 27 - 36
- 女三宮の世界について : 「若菜」巻における贈答歌場面を中心に
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 37 - 46
- 『権記』の夢『小右記』の夢 : 女流日記文学の夢への序説
  
  森田兼吉
  
  PP. 47 - 58
- 『本朝麗藻』全注釈(十七)
  
  今浜通隆
  
  PP. 59 - 72
- 今昔物語集巻一の標題について
  
  宮田尚
  
  PP. 73 - 82
- 知家の歌における古典摂取の様相と変遷 : 諸歌人との対比において
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 83 - 94
- 毛利綱元文芸関係略譜 : 附、後水尾院勅点について
  
  渡辺憲司
  
  PP. 95 - 106
- 有島武郎研究 : 著作集第十輯『三部曲』をめぐって
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 107 - 116
- 賢治童話はなぜ「暗い」のか : 「よだかの星」管見
  
  中野新治
  
  PP. 117 - 128
- 『道化の華』をどう読むか : 太宰治・その主題と方法(一)
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 129 - 140
- 塚本邦雄における＜茂吉＞の位相 : 『茂吉秀歌「白桃」「暁紅」「寒雲」「のぼり路」百首』を中心として
  
  安森敏隆
  
  PP. 141 - 152
- 肥筑方言表現法における「は」助詞の運用
  
  岡野信子
  
  PP. 153 - 165
Volume 21 ( 1985-11 )
- 長忌寸意吉麻呂論(一)
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 8
- 大伴家持の心情の一端
  
  伊原昭
  
  PP. 9 - 20
- 在原業平の弟と子供たち : 守平・棟梁・清貫母のこと
  
  今井源衛
  
  PP. 21 - 30
- 『かげろふの日記』解釈論 : 「返し、いと古めきたり」「例のつれなうなりぬ」
  
  森田兼吉
  
  PP. 31 - 42
- 源氏物語論 : 夕霧造型(三)
  
  目加田さくを
  
  PP. 43 - 52
- 六条御息所造型の方法について : 生霊事件を中心に
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 53 - 62
- 『本朝麗藻』全注釈(十四)
  
  今浜通隆
  
  PP. 63 - 76
- 『今昔物語集』巻十の構造 : 王名未詳譚を視座として
  
  宮田尚
  
  PP. 77 - 84
- 内裏名所百首における「末の松山」の歌をめぐって
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 85 - 96
- 「世間胸算用・鼠の文づかひ」考
  
  渡辺憲司
  
  PP. 97 - 106
- 有島武郎研究 : 著作集第八、九輯『或る女』をめぐって
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 107 - 118
- 黙示録としての『銀河鉄道の夜』 : 「初期形」への一視点
  
  中野新治
  
  PP. 119 - 130
- 中原中也 : その主題と方法(三) : 晩期詩篇の二、三にふれつつ
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 131 - 140
- 塚本邦雄における初期の位相(二) : 「木槿」を中心として
  
  安森敏隆
  
  PP. 141 - 152
- 契沖と「遊仙窟」訓(二)
  
  平井秀文
  
  PP. 153 - 162
- イナカ(田舎)のことばとウラ(浦)のことば : 下関市の内日と安岡のばあい
  
  岡野信子
  
  PP. 163 - 176
- 九州方言における「カリ活用」の現況
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 177 - 185
Volume 20 ( 1984-11 )
- 英国の大学における日本語・日本文学研究の史的展望と現状(承前)
  
  井上英明
  
  PP. 1 - 12
- 大友家持小論 : 天平勝宝八歳六月十七日作の六首をめぐって
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 10
- 源氏物語論 : 夕霧造型承前(二)
  
  目加田さくを
  
  PP. 11 - 22
- イナカ(田舎)の門名とウラ(浦)の屋号 : 下関市安岡地区のばあい
  
  岡野信子
  
  PP. 13 - 28
- 螢巻の物語論について : その機構および位相
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 23 - 34
- 『本朝麗藻』全注釈(十二)
  
  今浜通隆
  
  PP. 35 - 48
- 今昔物語集の編集過程 : 目録標題と本文標題とのあいだ
  
  宮田尚
  
  PP. 49 - 60
- 俊成の歌の展開と歌論考
  
  池田富蔵
  
  PP. 61 - 72
- 洞院摂政家百首における定家の歌 : 恋の歌を中心として
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 73 - 84
- 『十六夜日記』論 : 注釈の方法に触れつつ
  
  森田兼吉
  
  PP. 85 - 96
- 江戸中期の一教養人の読書の跡 : 『志不可起』・『潤色詞林三知抄』の著者箕田憙貞(みたきてい)の場合
  
  白木進
  
  PP. 97 - 110
- 「忠総院豊後往来紀行」解題と翻刻
  
  渡辺憲司
  
  PP. 111 - 122
- 依田学海の漢文体日記 : 韓国々立中央図書館蔵『墨水別墅雑録』『墨水雑録』について
  
  今井源衛
  
  PP. 123 - 136
- 二つの『赤光』(二) : 初版『赤光』削除歌の位相
  
  安森敏隆
  
  PP. 137 - 150
- 有島武郎研究 : 著作集第七輯『小さき者へ』をめぐって
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 151 - 162
- 宮沢賢治に於ける「童話」の成立 : 基底としての法華信仰
  
  中野新治
  
  PP. 163 - 174
- 中原中也 : その主題と方法(二) : 七五調・空・自然などにふれつつ
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 175 - 186
Volume 19 ( 1983-11 )
- 『万葉の母』 : 「母」の語を中心に
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 10
- 源氏物語論 : 夕霧造型(一)
  
  目加田さくを
  
  PP. 11 - 26
- 明石の君物語についての一考察 : 第一部を中心に
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 27 - 36
- 『本朝麗藻』全注釈(九)
  
  今浜通隆
  
  PP. 37 - 50
- 「今昔物語集」の一面 : 「紺」をとおして
  
  伊原昭
  
  PP. 51 - 62
- 今昔物語集と注好選・再考
  
  宮田尚
  
  PP. 63 - 72
- 『今昔物語集』巻十四の法華経霊験譚についての一考察
  
  米谷悦子
  
  PP. 73 - 82
- 洞院摂政家百首における家隆の改編精選の様相
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 83 - 94
- 飛鳥井雅有と日記文学
  
  森田兼吉
  
  PP. 95 - 106
- 下関遊女かぶき : 女かぶき禁止令と地方遊里
  
  渡辺憲司
  
  PP. 107 - 116
- 『破戒』試論 : そのモチーフをめぐって
  
  竹下直子
  
  PP. 117 - 128
- 有島武郎研究 : 著作集第六輯『生れ出る悩み』をめぐって
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 129 - 140
- 「セロひきのゴーシュ」試論 : 不軽菩薩としての動物たち
  
  中野新治
  
  PP. 141 - 152
- 中原中也―その主題と方法・序説 : 短歌からダダイズムへ
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 153 - 164
- 「ヴィヨンの妻」論 : その倫理の所在をめぐって
  
  猪熊郁子
  
  PP. 165 - 176
- 木俣修の歌と学問
  
  池田富蔵
  
  PP. 177 - 190
- 塚本邦雄における初期の位相 : 「Methode」を中心として
  
  安森敏隆
  
  PP. 191 - 204
- 契沖と「遊仙窟」訓
  
  平井秀文
  
  PP. 205 - 214
- 『志不可起』を読む : (付)『かたこと』とのかゝわり
  
  白木進
  
  PP. 215 - 228
- 島根県隠岐郡五箇村大字郡の屋号語彙 : 民間造語文化の視点から
  
  岡野信子
  
  PP. 229 - 241
Volume 18 ( 1982-11 )
- 『古事記』の笑い(下)
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 12
- 英国の大学における日本語・日本文学研究の史的展望と現状
  
  井上英明
  
  PP. 1 - 14
- 紫式部の晩年再考
  
  今井源衛
  
  PP. 13 - 24
- 「バッテン」の成立と流布
  
  Sumida Ikuko
  
  PP. 15 - 27
- 源氏物語の白氏文集受容 : 諷諭詩の場合
  
  目加田さくを
  
  PP. 25 - 36
- 大君再論 : その状況と思惟
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 37 - 46
- 和泉式部と帥宮敦道親王 : 寛弘元年の二人
  
  森田兼吉
  
  PP. 47 - 58
- 『本朝麗藻』全注釈(七)
  
  今浜通隆
  
  PP. 59 - 72
- 『壮士』系孔子譚の選択 : 『今昔物語集』巻十への臆説
  
  宮田尚
  
  PP. 73 - 82
- 新勅撰和歌集における冬部の構成と特質
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 83 - 94
- 為兼集と為兼歌風の生成過程
  
  池田富蔵
  
  PP. 95 - 110
- 「詠百首和歌」解説と翻刻 : 佐河田昌俊資料
  
  渡辺憲司
  
  PP. 111 - 122
- 有島武郎研究 : 著作集第五輯『迷路』をめぐって(二)
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 123 - 132
- 金子光晴小論 : その晩期詩篇の宗教性をめぐって
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 133 - 142
- ”エバの裔”のゆくえ : 塔和子論
  
  中野新治
  
  PP. 143 - 154
- 塚本邦雄における＜茂吉＞の位相 : 『茂吉秀歌「つゆじも」「遠遊」「遍歴」「ともしび」「たかはら」「連山」「石泉」百首』を中心として
  
  安森敏隆
  
  PP. 155 - 166
- 近世辞書と「遊仙窟」訓
  
  平井秀文
  
  PP. 167 - 178
- 『かたこと』をよむ(その四)
  
  白木進
  
  PP. 179 - 188
- 屋号語彙研究ノート
  
  岡野信子
  
  PP. 189 - 200
Volume 17 ( 1981-11 )
- 山口県地方の「アル」「アリマス」話体 : 事態化表現の傾向
  
  岡野信子
  
  PP. 1 - 15
- 『古事記』の笑い(上)
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 10
- 平安朝文学と『世説』(二)
  
  今浜通隆
  
  PP. 11 - 22
- 『かげろふの日記』私注 : 町の小路の女をめぐって
  
  森田兼吉
  
  PP. 23 - 34
- 光源氏の一面 : その服色の象徴するもの
  
  伊原昭
  
  PP. 35 - 48
- 末摘花論 : 変貌問題をめぐって
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 49 - 60
- 震旦は秦にはじまる : 『今昔物語集』巻十第一話にみる歴史認識
  
  宮田尚
  
  PP. 61 - 72
- 新勅撰和歌集における秋部の構成と特質
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 73 - 82
- 京極為兼の人間像 : 鎌倉後期歌壇における生の軌跡を中心に
  
  池田富蔵
  
  PP. 83 - 98
- 佐河田昌俊の連歌資料
  
  渡辺憲司
  
  PP. 99 - 108
- 清末藩の文芸(その一序論) : (付)歌人「毛利碧堂」(十代元恒)について
  
  白木進
  
  PP. 109 - 122
- 『三四郎』 : その主題と方法 : その人物像を中心として・諸家の論にふれつつ
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 123 - 134
- 『道程』の基底 : ＜有＞の位相の成立
  
  中野新治
  
  PP. 135 - 144
- 有島武郎研究 : 著作集第五輯『迷路』をめぐって(一)
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 145 - 156
- 塚本邦雄における＜茂吉＞の位相 : 『茂吉秀歌「あらたま」百首』を中心として
  
  安森敏隆
  
  PP. 157 - 168
- 倭訓類林と「遊仙窟」訓
  
  平井秀文
  
  PP. 169 - 180
Volume 16 ( 1980-11 )
- 山部赤人論(二) : 「赤人の歌四首」について
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 12
- 若菜巻の世界と夕霧 : その状況と役割
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 13 - 22
- 和泉式部の代作歌
  
  森田兼吉
  
  PP. 23 - 34
- 枕草子の一性格 : 男性の服色をとおして
  
  伊原昭
  
  PP. 35 - 46
- 『本朝麗藻』全注釈(四)
  
  今浜通隆
  
  PP. 47 - 58
- 月にたとえられるのは他者か : 一首の解をめぐって
  
  関根慶子
  
  PP. 59 - 66
- 藤原基俊における初期歌論の特質 : 宰相中将源朝臣国信卿家歌合を視座として
  
  池田富蔵
  
  PP. 67 - 78
- 『今昔物語集』天竺部の方法 : 震旦部との同一性について
  
  宮田尚
  
  PP. 79 - 90
- 新古今集・新勅撰集における七夕の歌
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 91 - 102
- 「徳山雑吟｣ : 解説と翻訳
  
  渡辺憲司
  
  PP. 103 - 116
- 『彼岸過迄』 : その主題と方法
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 117 - 128
- 漱石における「明星」的なもの : 初期作品を中心に
  
  池谷直美
  
  PP. 129 - 140
- 有島武郎研究 : 「詩への逸脱」をめぐって(六)
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 141 - 150
- 『無名碑』論
  
  中野新治
  
  PP. 151 - 160
- 塚本邦雄における＜茂吉＞の位相 : 『茂吉秀歌＜赤光＞百首』を中心として
  
  安森敏隆
  
  PP. 161 - 172
- 合類節用集の「遊仙窟」訓
  
  平井秀文
  
  PP. 173 - 186
- 岩瀬文庫写本世話類聚、天理本の写本かた事なをし : 『かたこと』の系譜その二
  
  白木進
  
  PP. 187 - 198
- 言語地図に見る山口県の方言(その一)
  
  岡野信子
  
  PP. 199 - 210
Volume 15 ( 1979-11 )
- 山部赤人論(一) : 巻八雑歌六首誕生の背景
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 12
- 紫の上再論 : その「世(の中)」認識をめぐって
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 13 - 22
- 和泉式部日記と為尊親王
  
  森田兼吉
  
  PP. 23 - 36
- 『本朝麗藻』全注釈(三)
  
  今浜通隆
  
  PP. 37 - 48
- 『冥報記』の継承 : 厳恭譚から『今昔物語集』九13へ
  
  宮田尚
  
  PP. 49 - 60
- 俊成女と定家との和歌のへだたり : 建保二年八月十六日歌合を中心として
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 61 - 70
- 「方丈記」と「発心集」
  
  高橋貢
  
  PP. 71 - 78
- 世阿弥の芸道論 : 「花」の展開を中心として
  
  池田富蔵
  
  PP. 79 - 90
- 佐河田昌俊の歌一首管見
  
  渡辺憲司
  
  PP. 91 - 102
- 「門」 : その主題と方法
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 103 - 114
- 有島武郎研究 : 「詩への逸脱」をめぐって(五)
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 115 - 126
- 短歌の文体と喩の構造 : 塚本邦雄・前登志夫・寺山修司を視軸として
  
  安森敏隆
  
  PP. 127 - 140
- 書言字考の「遊仙窟」訓
  
  平井秀文
  
  PP. 141 - 152
- 『てには網引綱』と『てにをはの辨』
  
  井上誠之助
  
  PP. 153 - 162
- 管見徳川期における防・長方言の文献語彙資料の一、二
  
  白木進
  
  PP. 163 - 172
- 隣人呼称語彙 : 山口県阿武郡田万川町大字江崎の農家・漁家・商家の老年者のばあい
  
  岡野信子
  
  PP. 173 - 182
Volume 14 ( 1978-11 )
- 塚本邦雄と前登志夫 : 現代短歌原論序説
  
  安森敏隆
  
  PP. 1 - 12
- 有島武郎研究 : 「詩への逸脱」をめぐって(四)
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 13 - 24
- 漱石 : 『坑夫』試論 : その主題と方法をめぐって
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 25 - 36
- 山鹿素行と国文学
  
  渡辺憲司
  
  PP. 37 - 48
- 晩年における西山宗因の連歌と和歌 : 小笠原藩との関係を中心として
  
  池田富蔵
  
  PP. 49 - 60
- 十訓抄の＜今昔物語集＞その一
  
  宮田尚
  
  PP. 61 - 68
- 新勅撰和歌集における夏部の構成と特質
  
  岩崎禮太郎
  
  PP. 69 - 80
- 「宇治拾遺物語」の仏法説話
  
  高橋貢
  
  PP. 81 - 90
- 続「更級日記における阿弥陀仏の夢をめぐって」
  
  関根慶子
  
  PP. 91 - 100
- 紫の上の人間像について : 第一部から第二部への変貌をめぐって
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 101 - 112
- 枕草子回想段について : 定子の美をとおして
  
  伊原昭
  
  PP. 113 - 122
- 弾正宮為尊親王伝考
  
  森田兼吉
  
  PP. 123 - 134
- 大伴旅人「讃酒歌十三首」考
  
  岡田喜久男
  
  PP. 135 - 142
- 雄略「天皇御製歌」私考
  
  山路平四郎
  
  PP. 143 - 154
- 安原貞室著『かたこと』の副詞語彙の解説と考察
  
  岡野信子
  
  PP. 155 - 166
- かたことの系譜(その一) : (付)貞室(正章)年譜
  
  白木進
  
  PP. 167 - 182
- 源氏物語古注の「遊仙窟」訓(三)
  
  平井秀文
  
  PP. 183 - 194
Volume 13 ( 1977-11 )
- 斎藤茂吉に於ける＜日常＞性の位相 : 『遠遊』『遍歴』を中心として
  
  安森敏隆
  
  PP. 1 - 12
- 有島武郎研究 : 「詩への逸脱」をめぐって(三)
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 13 - 24
- 「虞美人草」一面 : モチーフの所在をめぐって
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 25 - 36
- 前田「火の山」合戦記(平曲の詞)ならびにその成立(完)
  
  大津不二也
  
  PP. 37 - 44
- 日本文芸美学 : 祇園精舎の鐘
  
  村田昇
  
  PP. 45 - 58
- 東宮の蔵人宗正出家の話 : 「今昔物語集」と「今鏡」
  
  高橋貢
  
  PP. 59 - 66
- 今昔物語集出典研究の点検(三) : 弘賛法華伝のばあい
  
  宮田尚
  
  PP. 67 - 76
- 源俊頼の風体論 : その継承と展開
  
  池田富蔵
  
  PP. 77 - 88
- 更級日記における阿弥陀仏の夢をめぐって
  
  関根慶子
  
  PP. 89 - 98
- 源氏物語の自然描写について : いわゆる景情一体の描写とはいかなるものか
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 99 - 110
- 淳道親王の無常観と宗教的心情
  
  森田兼吉
  
  PP. 111 - 122
- 高橋虫麻呂伝説歌考
  
  岡田喜久男
  
  PP. 123 - 132
- 雄略朝歌謡についての二・三の私考
  
  山路平四郎
  
  PP. 133 - 144
- 源氏物語古注の「遊仙窟」訓(二)
  
  平井秀文
  
  PP. 145 - 156
- 「かたこと」の補遺といわれる浮世鏡第三について
  
  白木進
  
  PP. 157 - 183
- 山口県西辺島嶼の方言の発音 : 語音上の音変化について
  
  岡野信子
  
  PP. 184 - 185
Volume 12 ( 1976-11 )
- ヒナブリの名称と記紀の旋頭歌
  
  山路平四郎
  
  PP. 1 - 12
- 山上憶良私見 : その文学志向性について
  
  岡田喜久男
  
  PP. 13 - 22
- 「日本往生極楽記」と慶滋保胤
  
  志村有弘
  
  PP. 23 - 34
- 源氏物語の場面構成と和歌の機能 : 「場面」描写の二重性に関する考察
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 35 - 44
- 『今昔物語集』撰者考 : 東大寺僧覚樹説をめぐって
  
  高橋貢
  
  PP. 45 - 58
- 今昔物語集と法苑珠林・再説
  
  宮田尚
  
  PP. 59 - 68
- 源俊頼と連歌 : その二重構造性を中心として
  
  池田富蔵
  
  PP. 69 - 80
- 日本文芸史論 : みやびとひなび
  
  村田昇
  
  PP. 81 - 92
- 契沖の歌と歌論
  
  高浜充
  
  PP. 93 - 100
- 前田「火の山」合戦記(平曲の詞)ならびにその成立(承前)
  
  大津不二也
  
  PP. 101 - 110
- 「我輩は猫である」論 : その視点と方法に関する一考察
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 111 - 122
- 有島武郎研究 : 「詩への逸脱」をめぐって(二)
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 123 - 134
- 源氏物語古注の「遊仙窟」訓
  
  平井秀文
  
  PP. 135 - 146
- 安原貞室著「かたこと」をよむ(下) : 擬音語、俚諺について
  
  白木進
  
  PP. 147 - 156
- 山口県日本海沿岸島嶼域の方言の待遇表現法 : 述語部における尊敬表現法
  
  岡野信子
  
  PP. 157 - 170
Volume 11 ( 1975-11 )
- 記紀歌謡に歌われたもの(一) : 鳥を中心に
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 8
- 源氏物語における敬語の特殊相 : 地の文における尊敬語の加除を中心に
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 9 - 20
- 散佚「宇治大納言物語」成立の周辺 : 源隆国と説話
  
  高橋貢
  
  PP. 21 - 30
- 今昔物語集の標題について
  
  宮田尚
  
  PP. 31 - 38
- 「教訓抄」と往生説話
  
  志村有弘
  
  PP. 39 - 50
- 富士谷御杖の歌論の系譜
  
  高浜充
  
  PP. 51 - 60
- 前田「火の山」合戦記(平曲の詞)ならびにその成立(承前)
  
  大津不二也
  
  PP. 61 - 70
- 「草枕」の世界 : そのモチーフの所在をめぐって
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 71 - 82
- 有島武郎研究 : 「詩への逸脱」をめぐって(一)
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 83 - 94
- 日本文藝學原論 : 日本的霊性美
  
  村田昇
  
  PP. 95 - 108
- 中世辞書の「遊仙窟」訓(二)
  
  平井秀文
  
  PP. 109 - 116
- 安原貞室著「かたこと」をよむ(中) : 音韻に関する面についての二、三の管見
  
  白木進
  
  PP. 117 - 122
- 山陰西海諸島の家称語彙
  
  岡野信子
  
  PP. 123 - 136
Volume 10 ( 1974-11 )
- 古事記の世界 : 「罪」による非律令制の探求
  
  岡田喜久男
  
  PP. 1 - 8
- 頭中将論 : その人物像の変貌と主題との関連性
  
  Takehara Hiroshi
  
  PP. 9 - 18
- 日本文藝史學【一】 : 狂言綺語の文藝観
  
  村田昇
  
  PP. 19 - 32
- 事実と説話・説話と記録
  
  高橋貢
  
  PP. 33 - 44
- 今昔物語集と冥報記(二) : ＜以父銭買取亀放河語＞について
  
  宮田尚
  
  PP. 45 - 56
- 「宇治拾遺物語」の伝承と成立
  
  志村有弘
  
  PP. 57 - 68
- 桂園歌論の源流
  
  高浜充
  
  PP. 69 - 76
- 子規と自然主義
  
  服部嘉香
  
  PP. 77 - 82
- 「思ひ出す事など」一面 : 漱石・修善寺大患の意味をめぐって
  
  Sato Yasumasa
  
  PP. 83 - 94
- 有島武郎研究 : 瞳憧憬をめぐって
  
  Miyano Mitsuo
  
  PP. 95 - 106
- 中世辞書の「遊仙窟」訓
  
  平井秀文
  
  PP. 107 - 118
- 安原貞室著「かたこと」をよむ(上) : 内容の分類解明と著作意図の推究
  
  白木進
  
  PP. 119 - 134
- 「ジ(ヂ)ゲ」の語史 : その語義の推移についての一考察
  
  岡野信子
  
  PP. 135 - 146
- 前田「火の山」合戦記(平曲の詞)ならびにその成立
  
  大津不二也
  
  PP. 147 - 155
Volume 51 ( )
- 『天草版平家物語』における二重否定文
  
  播磨桂子
  
  PP. 1 - 14
- 人文学と批評の使命 : 佐藤泰正著『文学の力とは何か』をめぐって
  
  浅野洋
  
  PP. 1 - 9
- 三島由紀夫の〈敗戦〉
  
  菅孝行
  
  PP. 10 - 21
- 日本語の女性語について : 少女漫画に見る女性語の推移
  
  張夢圓
  
  PP. 15 - 29
- 鳥山石燕『画図百鬼夜行』陽の巻を読む
  
  倉本昭
  
  PP. 22 - 32
- 成長は成長でも? : 文学教材｢とんかつ｣の解釈
  
  矢本浩司
  
  PP. 33 - 44
- 菊池寛『恩讐の彼方に』管見 : その材源と女性について
  
  李志新
  
  PP. 45 - 54
- 『源氏物語』惟光論
  
  和泉沙希
  
  PP. 55 - 68

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