山口県立大学看護学部紀要

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山口県立大学看護学部紀要 Volume 8
published_at 2004

A study on Seasonal Changes of the Amount of Body Water of Elderly People in a Care House in Summer and Winter Using the Electrical Impedance Method

ケアハウス入所高齢者における体内水分量の季節変動 : バイオインピーダンス法を用いた夏季と冬季の比較検討
Tsutsumi Masae
Satoh Miyuki
Kobayashi Toshio
Descriptions
高齢者には、体液調節能の減弱化および摂水中枢の機能低下など、脱水症を引き起こす要因が多く存在しており、特に夏期においては体内水分量の減少の危険性が大きく、水分補給が必要とされている。一方、冬季には、皮膚の乾燥など体内水分量の減少を示す徴候がしばしば観察されているが、高齢者における体内水分量の季節変動を検討した研究は少ない。我々は今回、水分摂取を自己管理化で行っているケアハウス入所高齢者23名(男性4名、女性19名、平均年齢78.0+-6.9歳)を対象にし、バイオインピーダンス法を用いて、夏期および冬季の
Creator Keywords
高齢者
体内水分量
季節変動
バイオインピーダンス法
ケアハウス