山口県立大学看護学部紀要

トップページへ戻る

山口県立大学看護学部紀要 Volume 8
published_at 2004

A study on the Abolishment of Restrainsts of the Elderly : A Case of the Institutions Already Addressing the Issue

高齢者の抑制廃止の取組みに関する研究 : 既に取組んでいる施設の調査を通して
Hoshino Noriko
Nakao Hisako
Descriptions
本研究では高齢者の抑制廃止の取組みについて、既に取組んでいる施設を対象に調査を行った。調査項目は、抑制廃止における組織的な取組みと高齢者・家族への取組み、過去・現在および今後の取組み及び独自のマニュアルの有無を尋ねた。抑制廃止に取組んでいる施設では、取組みの決定には病院長に続いて看護部長の決断が大きな影響を与えていた。過去の組織としての取組みでは、院内での抑制廃止についての研修会、抑制廃止に向けての基本方針やマニュアルの作成が約半数、高齢者や家族への個別的な取組みでは高齢者に対する抑制以外の方法の話し合
Creator Keywords
身体拘束
高齢者
人権
転倒・転落