下関市次世代育成拠点施設である「ふくふくこども館」の利用者に対する調査を昨年度に引き続き実施した。本研究はその結果の記述と、昨年度調査との比較を行うものである。結果、昨年度調査と比べてリピーターが多くなり、改善を要する点を示す声も低くなっていることが明らかとなった。館の運営が軌道に乗っているということであろう。とは言え一方で、下関市における子育て状況の不備を指摘する声もあり、下関市が他地域よりも進歩的であることも見えたものの、同時に、子育て支援ニーズへの応答必要性が今年度も示された結果となった。