山口県立大学看護学部紀要

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山口県立大学看護学部紀要 Volume 9
published_at 2005

The study of a relationship between juvenile delinquencies and developmental disorders : awareness of psychologists in child guidance center

少年非行と発達障害の関係についての分析 : 心理判定員の意識調査より
Shiokawa Tomoko
Hayashi Takashi
Kido Kumiko
fulltext
670 KB
YP20009000010.pdf
Descriptions
児童相談所の心理判定員が、少年非行と発達障害の関係について、どのように感じているかについて意識を明らかにするために調査を行った。児童相談所の心理判定員が、少年非行との関連要因として最も高く認識しているのは「家庭環境」であり、「本人の性格・特性」が2番目だった。そして「発達障害」との関連が最も低いと認識し、「学校・教育環境・担任との関係性」は2番目に低いスコアを示した。また非行に関連する発達障害として「精神遅滞」を強く意識しており、軽度発達障害の関与についての認識は低いことが明らかになった。
Creator Keywords
少年非行
発達障害
心理判定員
児童相談所