梅光学院大学論集

PISSN : 2436-7575

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梅光学院大学論集 Volume 58
published_at 2025-03-31

A Study on the First-Year Implementation of the Mandatory Service- Learning Course

サービス・ラーニング必修科目の初年度の実践に関する研究 : 「サービス」と「ラーニング」の互恵性に着目して
Full Text File
1.29 MB
BGR0058000003.pdf
Descriptions
本研究では筆者らが担当した必修科目のサービス・ラーニングが、受講生と地域パートナー機関に及ぼす効果について、「サービス」と「ラーニング」の2 つの視点から検討した。16 名の学生が6 つの機関において8 週間サービス・ラーニングを実施した結果、「将来に向けた学びの明確化」や「キャリアビジョンの明確化」が促された。一方、地域パートナー機関は、学生のサービスに対してポジティブ・ネガティブ両方の意見を抱いていることが明らかになった。「サービス」と「ラーニング」の両方を担保するためには、「社会人としてのマナーの強化」と「カリキュラムの体系化」を行うことが重要であることが示唆された。
Creator Keywords
サービス・ラーニング
地域パートナー
互恵性
アセスメント
キャリア