梅光学院大学では、平成25年度主に1年生を対象に短期語学留学プログラムを企画・実施した。本稿ではまず、2度学内で実施したTOEIC IPのスコアと留学後アンケートの回答から、当プログラムが参加者の英語力にどの程度影響したのか考察した。その結果、TOEICのリスニングのスコアに明確な進歩が見られ、留学後アンケートからもリスニング力の向上を感じている参加者が少なからずいることが分かった。また留学後アンケート中のプログラムの評価に関わる項目の回答から、プログラム全体の評価が高く、中でも語学学校や講師に対する評価が高いことが見受けられた。最終的に、当プログラムの課題点を明らかにし、今後より良いプログラムが構築されるのに何が必要なのか示唆する。