Shunan University The bulletin of Liberal Arts Education Center Issue 2
published_at 2026-03
本研究は、駆け出し期の教職課程担当教員が抱えるゲートキーピング上の葛藤に着目し、その省察と言語化を支援するプラクティカムの可能性を検討するものである。教職課程科目では、多様な専門性やキャリアを有する教員が授業を担当する一方、授業設計に関する意思決定を省察的に捉える機会は限られている。そこで本研究では、大学1 年次向け「教師論」において、2 名の教員が役割分担制で授業を共同運営し、事前検討会と事後省察を組み込んだプログラムを試行した。その結果、初任期教員の授業構想や教材選択における判断が次第に精緻化されるとともに、協働的省察の相互作用が確認された。本研究は、教職課程担当教員の専門性開発に資する実践的示唆を提供する。
Creator Keywords
教師教育者
ゲートキーピング
プラクティカム
協働的省察
専門性開発