Shunan University The bulletin of Liberal Arts Education Center Issue 2
published_at 2026-03
本稿では、日本語教育を専門とする筆者がこれまで9 年間に渡って担当してきた「地域ゼミ」の実践を振り返り、活動内容の変遷とその背景について記述した。次に、その振り返りを踏まえ、2025 年度に実施した多文化共生キャンパスの実現を目指した地域ゼミの実践について報告した。具体的な活動内容としては、在住外国人支援の一環としての地域日本語教室の現状と課題に注目し周南市や山口県の取り組みについて学ぶと共に、実際の教室見学を行った。また、それらの学びをもとに多文化共生キャンパスの実現へ向けた企画の立案・実施を行った。しかし、全15 週のゼミにて複数の活動を取り入れたものの、いずれも一過的な学習に留まってしまったこと等が反省点であった。今後の課題は、ゼミ履修を契機とする学生の多文化共生への理解や関心を、継続的な取り組みへとつなげていくことである。
Creator Keywords
多文化共生
地域日本語教室
在住外国人支援
日本語教育