健康的な食生活を送るための「食品重量感覚」の必要性に着目し、学生の食品重量感覚の現状とより精度の高い食品重量感覚を身に付けるための取り組み、さらにその効果について調べた。食品重量推測テストの結果から、実重量よりも軽く推測される食品が多かった。今回の調査結果では、料理をすることの好き嫌いや料理をする頻度、料理する際の計量器具の使用状況と、食品重量感覚との関連性は低かった。管理栄養士養成過程に比べ教職課程の学生において、推測重量の標準誤差および平均推測重量誤差率が大きい傾向を示した。食品重量感覚向(以下、略)