本研究では4年次学生43名を対象として、実習での達成感に影響している要因を分析すること、そして実習をかさねることでの変化を分析することを目的とし、4年次の実習終了後に質問紙調査及びインタビューを行った。 その結果達成感に特に影響すると考えられた要因は、患者との関わりと自分自身の2つの要因であった。患者との関わりにおいては、困難と感じた状況を乗り越えた経験が達成感につながっていた。そして困難を乗り越えるためには、自分自身の努力に加えて教員や看護師などの他者に支援を求めたり他者からの支援を受け入れたり