Bulletin and Annual report,Ube Frontier University

EISSN : 2759-1697

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Bulletin and Annual report,Ube Frontier University Volume 5
published_at 2025-03-31

About the fish intake status of kindergarten children attending

幼児の魚摂取状況について
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 幼児期における魚の摂取量を増やす方法を探るための基礎資料を得るために、山口県内のA幼稚園に在籍する園児の保護者171名を対象に、WEB調査(Googleフォーム)を実施した。調査の結果、家庭における魚の摂取頻度は幼児・保護者ともに「週2~3回」が37.0%と最も多く、魚の加工品の摂取頻度については「週2~3回」「週1回」が33.3%と最も多かった。また、魚に対する保護者の考えでは、「栄養がある」や「美味しい」などの意見がある一方で、魚の骨や日持ちの部分に対する意見や、食べ方・魚の種類が限られているといった意見も見られた。「価格」については、「食べた方がいいと思うが、近年高価でなかなか買えていない」「魚を多く食べたいが、コストパフォーマンスの面で肉>魚になりがち」といった意見も見られたことから、レシピ提供や魚の情報提供だけでは魚の摂取頻度を上げることが難しいことが示唆された。
Creator Keywords
魚食文化
幼児
魚の摂取頻度
Fish-eating culture
Kindergarten children
Frequency of fish intake