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Recent 5 Submissions
Bulletin and Annual report,Ube Frontier University Volume 6
pp. 20 - 29
published_at 2026-03-31
養護実習は養成教育の中核を成すものであり,学校現場において養護教諭が果たすべき役割や職務を理解するためのかけがえのない学びの機会である.本研究の目的は,実習記録を基に,学生が実習を通じて経験した内容や学びの考察を明らかにすることである. 学生は,学校教育や子どもの発達に関する理解を深めるとともに,職務の実施を通じて具体的な手順や留意点などの方法を体系的に修得した.学生による考察内容は,①理論と実践を往還させて捉える視点として【養護教諭像や保健室観の再認識】,【養護教諭独自の働きかけ】,②子どもを主体者として育てる視点として【子ども観や教育観の広がり】,③自律的に学ぶ視点として【職務に対する困難さ】,【自己理解と課題認識】,【自分なりの実践観】に分類された. これらの考察から,養護実習が学生にとって理論と実践を往還させながら学びを深める機会となっていることが示唆された.
Creators : Shinkai Kanae
Publishers : 宇部フロンティア大学
Bulletin and Annual report,Ube Frontier University Volume 6
pp. 11 - 14
published_at 2026-03-31
本研究は、食育基本法制定から第 2 次食育推進基本計画期における家庭での郷土料理の伝承実態を明らかにするため、クックパッドデータセットを用いてクックパッドで 2014 年 9 月 30 日までに公開された山口県郷土料理を分析した。分析した結果、対象とした山口県の郷土料理でレシピ投稿が確認できたのは 8 品目のみであり、投稿は「瓦そば」および「けんちょう」の 2 品に集中していた。これらの料理は、他の料理と比較して平均材料数および平均工程数が少ない傾向を示し、デジタルプラットフォーム上での伝承において「簡便性」が重要な要因であることを示唆した。また、レシピ投稿数とつくれぽ数には有意な正の相関が認められた。「つくれぽ」のテキストマイニング分析からは、利用者の調理行動は「美味しい」という味の評価と「懐かしい」という感情的な結びつきに強く影響されていることが示唆された。これらの結果から、クックパッドのようなデジタルプラットフォームは、レシピの簡便性と感情的な結びつきを通じて、家庭での郷土料理の調理という行動を促し、伝承を支える重要な役割を果たしている可能性があると考えられる
Creators : Yamashita Shinpei
Publishers : 宇部フロンティア大学
Bulletin and Annual report,Ube Frontier University Volume 6
pp. 1 - 10
published_at 2026-03-31
1991年の,いわゆる大学設置基準の大綱化より,一般教育と専門教育という区分が廃止されたことで,大学における教養教育科目の削減が進んだ.しかし,その後,教養教育への軽視は懸念をよび,むしろその必要性が唱えられるようになっている.一方で,短期大学においては,もともとの実学的な教育中心の性格に加え,大学進学動向の変化や少子化による志願者減という社会事情により,経営的困難を抱える状況がすすんだこともあって,教養教育科目の軽視・削減の傾向が強い.宇部フロンティア大学短期大学部(以下,「本学」と称す)も多分に漏れずの状況であるが,大学教育の質保証の観点からも,職業人の養成の観点からも,今の状況下においてこそ教養教育の充実の必要性が感じられる.本稿では,短期大学における教養教育の意義・重要性について検討し,そのうえで本学の教養教育プログラムの再構築を試みる.本学専門教育の一つである保育者養成の観点において,その動向と実際の教育実態からの課題意識にもとづき,科目の構成を試みたい.
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Creators : Kondo Tetsuhiro | Itoh Kazunori | Hironaka Yoko | Harai Teruaki | Shigemura Miho | Hisamitsu Akemi | Hatachi Asano
Publishers : 宇部フロンティア大学
Bulletin and Annual report,Ube Frontier University Volume 6
pp. 15 - 19
published_at 2026-03-31
本研究では幼児の平日と休日の生活リズム、特に睡眠習慣に着目し、朝食習慣との関係を明らかにすることを目的とした。山口県A 市保育連盟が、2023 年 10 月に保育所に就園している3 歳以上児を対象に、幼児の保護者に幼児の生活リズムに関して自記式質問紙法で実施した。本研究は、A 市保育連盟の同意を得て、同連盟によって匿名化された既存データを二次利用し、分析を行った。その結果、平日と休日の睡眠習慣を比較してみると、起床時間、就寝時間、睡眠中央時間で、休日が平日と比較して有意に遅く、睡眠時間についても有意に長いという結果が得られた。また、睡眠習慣が朝食習慣と関連を検討したところ、朝食摂取状況や朝食内容と睡眠習慣の間に有意な関連がみられ、特に休日朝食での副菜摂取習慣で、休日起床時間や起床時間差などの睡眠習慣と有意な差がみられた。
Creators : Yamashita Shinpei | Takaki Yuka
Publishers : 宇部フロンティア大学
Bulletin and Annual report,Ube Frontier University Volume 5
pp. 20 - 23
published_at 2025-03-31
本研究では、栄養士養成施設における専門科目である栄養指導実習Ⅱで行うデモンストレーションにおいて、学生相互評価の導入を試みた。実習内のデモンストレーションに対して相互評価のルーブリックを作成し、他者のデモンストレーションを評価(観察学習)することが与える影響についてそれぞれの結果を比較・考察を行った。
調査の結果、得点分布よりデモンストレーションの準備を除き、残りの2つの視点は「良い(3点)」を中心に評価が分布していたことから、ルーブリックが学生の評価行動の標準化に効果があったと考えられた。無記名式で学生評価を行ったが、教員評価と比較して有意に高いという結果が得られ、回数を重ねても教員との評価が近くなることはなかった。さらに、観察学習ではデモンストレーション能力の向上はみられなかった。このことから、実習内のデモンストレーションにおける学生相互評価を導入するには、今回作成したルーブリックを見直す必要があることが示唆された
Creators : Yamashita Shinpei | Takaki Yuka
Publishers : 宇部フロンティア大学
