コンテンツメニュー

Matsuda Mutsumi


Id (<span class="translation_missing" title="translation missing: en.view.desc">Desc</span>)
本研究では、栄養士養成施設における専門科目である栄養指導実習Ⅰで行うプレゼンテーションにおいて学生相互評価の導入を試みた。実習内のプレゼンテーションに対して、相互評価のルーブリックを作成し、教員と学生が評価することとし学生同士で評価するにあたっては、学生同士で誰が誰を評価するのか明らかにした記名式学生相互評価と誰が誰を評価したのかが分からない無記名式学生相互評価を実施し、ルーブリック作成及び記名が評価に与える影響を調査した。  調査の結果、3 つの視点ともに「良い(3 点)」を中心に評価が分布していたことから、ルーブリックが学生の評価行動の標準化に効果があったと考えられた。記名の有無では、記名式学生評価で教員評価と比較し有意に高いという結果が得られた。そのため、評価行動の標準化にはルーブリックが重要であること、教員の評価に近づけるためには無記名式学生相互評価が有用であることが示唆された。
Creators : Yamashita Shinpei Matsuda Mutsumi Publishers : 宇部フロンティア大学附属地域研究所