KOHASHI Keisuke
A practical study of hospital art
山口県立大学学術情報 Volume 10
Page 1-5
published_at 2017-02-28
Title
ホスピタルアートの実践的研究
A practical study of hospital art
Source Identifiers
本研究では、文化創造学科生(特にデザインや表現活動を中心に学んでいる)が、山口県立総合医療センターにホスピタルアートの提案及び制作を行った。実施場所になる「NICU(新生児特定集中治療室)」や「GCU(新生児治療回復室)」は、早産児や低出生体重児等の新生児を集中的にあずかる場所である。子どもの誕生を祝うだけでなく治療を受け入れなければならないため、親族は多くの不安を抱えている。そのような心を少しでも和らげるのが本研究の目的である。制作を進めるにあたり、意見集約を重ねながら関係者との合意形成を図った。合意によって得られた意見を元に、ホスピタルアートの意義について考察する。また、医療現場による制作を通して自己表現としての制作活動だけではなく、鑑賞者(利用者や患者)に寄り添う表現活動を実践し、芸術表現の多義性も学んでいった。
Languages
jpn
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
山口県立大学
Date Issued
2017-02-28
File Version
Version of Record
Access Rights
open access
Relations
[ISSN]2189-4825