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IEIRI Yuko


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本研究は、生活者理解を目的として導入したライフヒストリーインタビューを初学者に用いることの効果、すなわち基礎看護学実習Ⅰの目的の一つである「対象を生活者として理解」するという目標が達成できているかどうかを明らかにすることを目的に、令和5年度基礎看護学実習Ⅰ受講生57名が教育の一環として作成したレポート内容 を研究のために二次利用し、学生が理解した「生活者」を質的帰納的に分析した。その結果、【自宅での日常生活を送る人】、【楽しみを追究する】、【前向きな思いがある】、【その人らしさがある】、【病気や老いに向き合う】、【家族との関係】、【地域の人との関係がある】、【役割を持つ人】、【否定的な感情がある】、【自立して生活したい】、【困難感を感じる】、【今後のことを考える】の12カテゴリが抽出された。これらの内容および視点は先行研究で示されており、本研究の結果とも一致していたことから、学生は対象を生活者として理解することができていた。
山口県立大学学術情報 Volume 11 pp. 111 - 120
published_at 2018-02-28
Creators : Katoda Keiko Yasuno Hayami Takaki Takeshi Ieiri Yuko Publishers : 山口県立大学