Study of Central Bureaucrats with roots in ancient southern kyushu(part 1)
Research reports of National institute of technology, Ube College Volume 69
Page 42-51
published_at 2023-03
Title
古代南九州にルーツを持つ中央官人(上)
Study of Central Bureaucrats with roots in ancient southern kyushu(part 1)
Abstract
要旨 : 隼人と呼ばれた南九州の人々が律令国家の支配を受け容れた要因について、武力で制圧され服従したとする
のが従来の一般的な理解であった。こうした征服史観的な見方に対しては批判もあるが、現状では克服しきれてい
ない。この研究史的課題に取り組むため、本稿では、平城京左京三条二坊八坪東二坊坊間路西側溝から出土した飯
支給伝票に記載されており、古代南九州にルーツを持ち、都で活動していたと推測される大隅乙万呂について、基
礎的考察をおこなった。
のが従来の一般的な理解であった。こうした征服史観的な見方に対しては批判もあるが、現状では克服しきれてい
ない。この研究史的課題に取り組むため、本稿では、平城京左京三条二坊八坪東二坊坊間路西側溝から出土した飯
支給伝票に記載されており、古代南九州にルーツを持ち、都で活動していたと推測される大隅乙万呂について、基
礎的考察をおこなった。
Source Identifiers
[PISSN] 0386-4359
[NCID] AN00019833
Creator Keywords
日本古代史
隼人
南九州
周縁
官人
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
宇部工業高等専門学校
Date Issued
2023-03
File Version
Version of Record
Access Rights
open access