山口県立大学看護学部紀要

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山口県立大学看護学部紀要 Volume 7
published_at 2003

Awareness and experience of nurses regarding physical restraint

身体拘束に対する看護者の意識と経験
Sato Miyuki
Tsutsumi Masae
Iwamoto Teruyo
Descriptions
本研究の目的は、看護職が身体拘束をどのように考えており、実際にはどの程度行われているかを明らかにすることである。日本看護協会Y県支部の研修会において、参加者に自記式アンケート用紙を配布し、当日会場にて回収した。回収率は68.6%であった。その結果、身体拘束の経験があるものは全体の82.6%で、身体拘束を「やむを得ない処置」と考えるものは72.6%であった。全体の56.4%は「行うべきではない」と考えていた。身体拘束を行う原因としては「患者・利用者の安全のため」が52.3%ともっとも多かった。
Creator Keywords
身体拘束
抑制
看護者の意識
看護者の経験