看護職における今日的課題に関して、その実態把握や現代若者の労働感等に照らしつつ考察した。結果、キャリア発達に重要な職業的社会化確立期の多くの課題が存在することが明らかになった。看護労働者としての精神構造には専門職としての価値の内面化や行動様式の涵養が図られながらも、その発展に際し必要とされる機能が医療現場での人間関係や労働環境に問題を抱えるために発揮されず、新人看護者の離・転職を抑制できないことが示唆された。このことにより、質・量共にパワーアップが期待される看護職の専門背について改めて専門職論の観点から再
leave their jobs or change their careers
nurses' professional sense
theory of profession
離・転職
看護師の専門意識
専門職論