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MORIYAMA Yuka


Survey regarding olives and a study on the practical applications of olive tree leaves

山口県立大学学術情報 Volume 10 Page 77-82
published_at 2017-02-28
09.nursing_Kato.pdf
[fulltext] 1.31 MB
Title
オリーブに関するアンケート調査およびオリーブ葉の有効活用についての検討
Survey regarding olives and a study on the practical applications of olive tree leaves
Creators Kato Motoshi
Creators Terada Aki
Creators Uchida Ayano
Creators Sako Misaki
Creators Watanabe Kyoko
Creators MORIYAMA Yuka
Creators Galue Jorge
Source Identifiers
Creator Keywords
オリーブ オリーブ葉 未利用資源 Olive Olive tree leaf Unused resources
オリーブの実は、地中海地方で古くから食品として使用されており、近年、わが国でも利用が急速に広がりつつある。一方、オリーブの枝葉は、木の健康や種実の成長のために剪定されるが、ほとんどは利用されずに廃棄されている。しかし、オリーブ葉から抽出したポリフェノールの一種であるオレウロペイン(Oleuropein)には、血糖降下作用、抗酸化作用等の効能が報告されており、その有効利用が大いに期待できる。未利用資源であるオリーブ葉の様々な用途への利用の可能性を探索することを目的とし、山口県立大学栄養学科およびナバラ州立大学農学部の学生に対して、オリーブに関するアンケート調査を実施した。それと共に、山口県立大学栄養学科の学生には、オリーブ葉茶の嗜好調査を実施した。その結果、オリーブ葉と聞いて思い浮かぶイメージについては、ナバラ州立大学農学部の学生は生活や文化と密着している回答が多かったことに対し、山口県立大学栄養学科の学生では無記入が一番多く、葉に対するイメージは希薄であることが推察された。嗜好調査では、オリーブ葉茶に他の茶をブレンドすることでオリーブ葉茶100%より高い評価が得られ、嗜好性の向上がみられた。今後は、ブレンドに適している茶(茶外茶を含む)の検討やより好まれるオリーブ葉茶を検討していきたい。さらに、オリーブ葉茶のみならず、スパイスとしてのオリーブ葉の利用など、利用の幅も広げていきたい。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 山口県立大学
Date Issued 2017-02-28
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]2189-4825