MASUNARI Naomi
For the progress of data health in the region : Patient and Public Involvement
山口県立大学学術情報 Volume 14
Page 31-35
published_at 2021-03-31
Title
地域におけるデータヘルスの進展を目指して : 患者・市民参画
For the progress of data health in the region : Patient and Public Involvement
Source Identifiers
Creator Keywords
データヘルス
患者・市民参画
公衆衛生
ビッグデータ
オープンデータ
data health
patient and public involvement
public health
big data
open data
近年、オープンデータやビッグデータの概念は、世界中で公衆衛生関連のデータに関する考え方に大きな影響を与えている。わが国においても、健康保険被保険者の診療データ分析に基づいて健康課題を明らかにし、被保険者自らに生活習慣等の問題点を発見させ改善を促す「データヘルス事業」が2013年から進められている。当該事業においては、診療データの機微性から、個人情報保護やセキュリティ確保とともに、データ提供者がデータ活用に対して安心感を抱ける環境づくりが求められる。ところが実際には、全国的にデータヘルス事業が進展していないというのが実状である。そこでデータヘルスの進展を促すための要因・環境について検討することが必要となる。ビッグデータの時代に、患者・市民参画を得たデータヘルス事業を展開することで、住民の健康の維持・増進、医療の効率化、ひいては医療費削減にもつながりうる。
Languages
jpn
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
山口県立大学
Date Issued
2021-03-31
File Version
Version of Record
Access Rights
open access
Relations
[ISSN]2189-4825