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SONODA Junko


Implementation and Evaluation of Food Education Experience Program Using the Five Senses for Children

山口県立大学学術情報 Volume 14 Page 43-49
published_at 2021-03-31
06.nursing_SHINTANI.pdf
[fulltext] 2.99 MB
Title
児童を対象とした五感を用いる食育体験プログラムの実施と評価
Implementation and Evaluation of Food Education Experience Program Using the Five Senses for Children
Creators Shintani Kayo
Creators Ksneko Yuri
Creators Koyama Yukiho
Creators Kaneyasu Mayumi
Creators Yamazaki Akane
Creators Sonoda Junko
Creators Nogi Akiko
Creators Kato Motoshi
Source Identifiers
Creator Keywords
五感 食育 栄養 児童 食育教材 Five Senses Food Education Nutrition Children Food Education Teaching Materials
本研究は、小学1 ・2 年生20名とその保護者を対象に、五感を用いて児童の食べ物への興味・関心を高める食育体験プログラムを実施し、評価することを目的とした。プログラムは、大学内での食育プログラム及び家庭でのワークシートを用いた食育プログラムで構成した。大学内での食育プログラムは、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)をテーマとした劇や5 つのブース活動を通して、食べ物に興味・関心を持つことのできる内容とした。また、家庭でのワークシートを用いた食育プログラムは実際に家庭でサラダを作ることで、五感を使って食べ物の特徴を知ることができる内容とした。評価は、児童に対する事前・当日・事後アンケート調査とワークシート、保護者に対する事後アンケート調査を用いて行った。 その結果、児童の当日・事後アンケートにおいて五感についての理解度を問う設問では、5 つ全ての設問に対して当日・事後ともに8 割を超える児童が理解できたと回答した。ワークシートでは、「楽しかった」「また作りたい」といった記述がみられた。また、保護者アンケート調査では、「味(口)以外に意識することがあるんだと分かったようで、食べる物を手で触ったり、匂いを嗅いだりして食べている」「特に五感は意識していなかったので、たまに話に出るようになりました」「匂い、見た目、食感などを話すようになった」といった記述がみられた。以上のことより、本食育体験プログラムは児童が楽しみながら五感を通して食べ物に興味・関心を持つとともに、普段の食生活に繋げるきっかけを作ることができる可能性が示唆された。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 山口県立大学
Date Issued 2021-03-31
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]2189-4825