Case Report of the Behavior Modification Approach for the Demented Elderly Person
山口県立大学社会福祉学部紀要 Volume 5
Page 99-104
published_at 1999-03
Title
痴呆性老人に対する行動変容アプローチの適用の失敗例
Case Report of the Behavior Modification Approach for the Demented Elderly Person
Creators
Mihara Hiromitsu
Source Identifiers
本論文の目的は、痴呆性老人に対する行動変容アプローチを適用し、その方法の効果を検証することにある。そこで、痴呆性老人の被害妄想的表現が取り上げられ、行動変容アプローチによる介入が行われた。その結果、約8ヶ月間、介入が実施されたにもかかわらず、介入効果がほとんどみられず、老人の被害妄想的表現は維持された。高齢で、しかも痴呆性が伴う老人の場合、行動変容アプローチの適用も困難になることが、本ケースを通して示された。
Languages
jpn
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
山口県立大学社会福祉学部
Date Issued
1999-03
File Version
Version of Record
Access Rights
open access
Relations
[ISSN]1341-044X