J.TEST実用日本語検定学内準会場試験実施報告 ―コロナ禍による緊急実施とノットワーキング―
        Bulletin of University of East Asia Volume 32
        Page 39-45
        
    published_at 2021-04
            Title
        
        J.TEST実用日本語検定学内準会場試験実施報告 ―コロナ禍による緊急実施とノットワーキング―
        
        
    
            Abstract
        
        《要旨》
新型コロナウイルス感染症拡大により中止された2020年度第1回日本語能力試験の代替試験として,本学では2020年10月末,キャリアセンターを中心とする形でJ.TEST実用日本語検定準会場試験を実施した。本稿では,その実施に関わった当事者である日本語教育担当教員の視点から実施報告を行った。まず本学における日本語教育の概要について述べた後,J.TEST準会場試験実施決定から終了までのプロセスを報告し,その特徴を「ノットワーキング」概念を援用し読み解いた。本実践では即興的ノットワーキングが有効に機能した。一方で,本学留学生教育としての日本語教育は,試験対策教育ではなくあくまで「言語教育」「留学生教育」を目的としたものであるべきである。今回の準会場試験実施での経験と結ばれた「結び目」を,今後の本学留学生日本語教育に生かすことを抱負として述べた。
        
    新型コロナウイルス感染症拡大により中止された2020年度第1回日本語能力試験の代替試験として,本学では2020年10月末,キャリアセンターを中心とする形でJ.TEST実用日本語検定準会場試験を実施した。本稿では,その実施に関わった当事者である日本語教育担当教員の視点から実施報告を行った。まず本学における日本語教育の概要について述べた後,J.TEST準会場試験実施決定から終了までのプロセスを報告し,その特徴を「ノットワーキング」概念を援用し読み解いた。本実践では即興的ノットワーキングが有効に機能した。一方で,本学留学生教育としての日本語教育は,試験対策教育ではなくあくまで「言語教育」「留学生教育」を目的としたものであるべきである。今回の準会場試験実施での経験と結ばれた「結び目」を,今後の本学留学生日本語教育に生かすことを抱負として述べた。
                
                    Creators
                
                    KANEMARU Takumi
                
    
                            
                                Affiliate Master
                            
                            東亜大学
                            
            
                                        [kakenhi]35503
                            
                
        
            Source Identifiers
        
                    [PISSN] 1348-8414
    
    
            Creator Keywords
        
            コロナ禍
            日本語能力試験
            留学生日本語教育
            ノットワーキング
    
        
            Languages
        
            jpn
    
    
        
            Resource Type
        
        departmental bulletin paper
    
    
        
            Publishers
        
            University of East Asia
    
    
        
            Date Issued
        
        2021-04
    
    
        
            File Version
        
        Version of Record
    
    
        
            Access Rights
        
        open access
    
                
