大塚 晴之
非対称情報下の最適資本構成の株式市場への影響 : 銀行借入が存在するケースの分析
下関市立大学論集 Volume 37 Issue 2
Page 1-22
published_at 1993-09
Title
非対称情報下の最適資本構成の株式市場への影響 : 銀行借入が存在するケースの分析
Source Identifiers
一般に,経営者-株主間,株主-負債権者間には,情報の非対称が存在する。この場合には、代理人に委託した資金が委託者の利益を最大化するような形でしようされる保証がないという所謂エージェンシー問題が発生することになる。取引者間において最適な契約がデザインされるときには,「インセンティブ・コンパティブル制約」が課されるが,これはコストレスではない。このとき発生する費用が,負債のエージェンシーコスト及び株式のエージェンシーコストである。株式のエージェンシーコストは,各株主が,プロジェクトを構成する際に,互いの...
Languages
jpn
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
下関市立大学学会
Date Issued
1993-09
File Version
Not Applicable (or Unknown)
Access Rights
metadata only access
Relations
[ISSN]0387-5296