キーワードtemperature 種類紀要論文 部局
検索結果 1 件
アコヤガイPinctada fucata martensii, マガキ Crassostrea gigas,ヒオウギ Mimachlamys nobilis から採取したヘモリンパ液を用いて二酸化炭素溶解度係数 (αco_2,µM/L/torr) に及ぼす温度 (T,°C) の影響について調べ,αco_2 とT の関係を明らかにした。アコヤガイで得た関係式は,αco_2 = 76.88145 − 2.62637 · T + 0.036203 · T^2 であった。同様にマガキとヒオウギはαco_2 = 94.2109 – 3.6252 · T + 0.0554 · T^2 (マガキ),αco_2 = 70.4591 – 1.5253 · T + 0.0103 · T^2 (ヒオウギ) だった。これら3種のαco_2 の分布を比較すると統計的有意差は認められなかったことから,3種のαco_2 と温度の全ての結果に対して多項式回帰を適用し,以下の関係式を得た。 αco_2 = 182.3717 – 24.3932 · T + 1.6396 · T^2 – 0.0492 · T^3 + 0.000536 · T^4。この式により,種が異なっても,任意の温度で海産二枚貝のαco_2 を容易に得られ,酸塩基平衡,二酸化炭素動態および呼吸生理の評価に有効と考えられる。
作成者 : 半田 岳志 | 荒木 晶 出版者 : 水産大学校 発行日 : 2026-01