キーワード精神面 部局
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近年,柔道整復師養成施設を取り巻く環境が変化したことにより,その養成課程において柔道の授業を履修することの意味が学生に伝わり難くなってきており,柔道整復師養成における柔道教育の意義が薄れてきている可能性がある。こうした状況を受けて本研究では,柔道整復師養成学校での柔道授業を通じて得られるノンテクニカル(精神面)ならびに,医療人となる学生の柔道観を調査することで,柔道整復術における柔道教育の位置づけについて改めて検討する。 それにあたって,大阪府内のとある学校に在籍する学生を調査対象者として選び,2019年から2021年にかけてそれぞれの学年末に3回にわたって無記名によるアンケート調査を縦断的に実施し,分析した。 その結果,柔道授業がノンテクニカル(精神面)への影響を感じられたと回答した学生の数は,学年が上がるごとに増加しており,ノンテクニカル効果に対する学生の認識の高まりが確認された。このことから,柔道を指導する者が柔道の目的や意義を学生に説明し,柔道を3年間継続的に行うことは,医療人としてのノンテクニカル(精神面)に有益な影響をもたらすことが示唆されることとなった。
作成者 : 福井 悠紀子 | 尾藤 何時夢 | 井手 貴治 | 高本 考一 | 丸澤 遼子 | 久保山 和彦 出版者 : 東亜大学 発行日 : 2022-03