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本研究の目的は、新型コロナウイルス感染症パンデミック中の制限下のもと、緩和ケア病棟に勤務する看護師が抱えた精神的負担(倫理的ジレンマ)とケアの質に関する既存論文をレビューし、その特徴を明らかにするとともに、今後の看護の方向性を得ることを目的とした。文献検索は、医学中央雑誌WebおよびPubmedを用いて、2019年以降に発表された国内文献4件、海外文献1件を分析対象とした。分析の結果、面会制限下の緩和ケア病棟において、看護師は家族との関係性の構築の困難さや情報提供の負担、役割葛藤など業務的負担および精神的負担を抱えていることが明らかになった。一方で、制限下においても患者の尊厳や患者・家族のつながりを維持しようとするケア実践が行われており、緩和ケアの本質が形を変えながら継続されていた可能性が示唆された。
作成者 : 作間 あゆみ | 佐々木 直美 | 田中 マキ子 発行日 : 2026-03-31