サービス・ラーニングにおける地域パートナーとの関係構築の可視化に関する研究

Study of Visualizing Relationship Building with Community Partner in Service-Learning

Creators Baba Takeshi

本研究は、筆者が取り組むサービス・ラーニングの実践において、実践に関与する地域パートナー間の関係構築過程を可視化し、関係性の構築度合を検証することを目的としている。長期間継続的に取り組まれることが望まれるサービス・ラーニングの実践が
単発で終わってしまう最大の要因として、サービス・ラーニングに関与する主体間の関係性が十分に構築されていないためと言われている。よって、実践を長期的に取り組むために、本研究では筆者が取り組むサービス・ラーニングの実践に関与する主体間の関係性を、10 段階の階層性を示す「関係性の連続体」に当てはめて可視化した。結果として、10 段階の関係性のうち、筆者の実践は第 7 階層目に位置づくことが明らかとなった。

[EISSN]2436-7575