オンライン授業に関する調査報告
        梅光学院大学論集 Volume 54
        Page 47-67
        
    published_at 2021-03-31
            Title
        
        オンライン授業に関する調査報告
        
        
    
                
                    Creators
                
                    山根 祥子
                
                
            
            
    
        
            Source Identifiers
        
                    [PISSN] 1882-0441
    
    
            Creator Keywords
        
            オンライン授業
            大学
            ICT教育
            アクティブラーニング
            双方向性
    本レポートの目的は、2020年度前期に実施されたオンライン授業に対する教職員および学生の振り返りアンケートの結果を取りまとめ、実際に行われた授業内容や成果を教員同士で共有するとともに、大学としての支援体制の課題について明らかにすることである。調査結果から、オンライン授業の要請により、授業方法の変更を迫られながらも、多くの教職員が利用可能な様々なツールを駆使しながら、フィードバックを心がけ、双方向性を強く意識した授業を行っていることがわかった。一方で、授業方法の変更に伴って、準備により多くの時間を費やすなかで、かなりの教員が身体的・精神的不調を感じていたこともわかった。また、学生の意見からは、オンライン授業の導入に戸惑いながらも、学生たちなりに真剣に取り組む姿勢やそのメリットを活かそうとする姿勢もみられた。いずれにしても、今後において、教員、学生がともにICTリテラシーを高めることが求められており、大学としては、オンライン授業と対面授業を同時に行ったり、より質の高い授業を行うための学内のICT環境の整備など、さらなる支援体制の充実が望まれる。
        
        
            Languages
        
            jpn
    
    
        
            Resource Type
        
        departmental bulletin paper
    
    
        
            Publishers
        
            梅光学院大学
    
    
        
            Date Issued
        
        2021-03-31
    
    
        
            File Version
        
        Version of Record
    
    
        
            Access Rights
        
        open access
    
    
            Relations
        
            
                
                
                [ISSN]1882-0441
            
    
