第二次「四季」にとって中原中也の存在意義とは何だったか :「四季」における中原中也、中原中也における「四季」(3)
日本文学研究 Volume 45
Page 13-23
published_at 2010-01-31
Title
第二次「四季」にとって中原中也の存在意義とは何だったか :「四季」における中原中也、中原中也における「四季」(3)
Source Identifiers
Creator Keywords
中原中也
第二次「四季」
「歴程」
中原中也の詩は「四季派」よりも「歴程派」に属している。しかし、「歴程」の特徴に通じるような作品を、中原は第二次「四季」にも発表していた。そこには、「四季」における中原の異質さが端的に示されているだろう。「四季」において中原は異質な存在だった。その異質さゆえに、中原の詩は「四季」同人たちからしばしば批判された。もしあるとすれば、そこにこそ第二次「四季」にとっての中原の存在意義をみることができるのではないか。
Languages
jpn
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
梅光学院大学日本文学会
Date Issued
2010-01-31
File Version
Version of Record
Access Rights
open access
Relations
[ISSN]0286-2948