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Significance of the Poems of Nakahara Chuya in The Shiki, Excluded from His Arisi hi no uta : Chuya's Contribution to The Shiki and Its Meaning to Him

梅光学院大学論集 Volume 43 Page 1-13
published_at 2010-01-31
BGR0043000008.pdf
[fulltext] 6.11 MB
Title
『在りし日の歌』非収録の第二次「四季」発表詩篇からみえてくるもの : 「四季」における中原中也、中原中也における「四季」(2)
Significance of the Poems of Nakahara Chuya in The Shiki, Excluded from His Arisi hi no uta : Chuya's Contribution to The Shiki and Its Meaning to Him
Creators Kato Kunihiko
Source Identifiers
Creator Keywords
中原中也 第二次「四季」 『在りし日の歌』 「文学界」 「歴程」
中原中也が第二次「四季」と同時期に作品発表していた「文学界」「歴程」と比較すると、完成度が高いと必ずしもいえないような作品を中原は「四季」に発表していたと考えられる。「四季」発表作品に『在りし日の歌』非収録のものが多いのはそのためではないか。また、そのうちのひとつである「詩人は辛い」は、詩人仲間に向けた中原からのエールとして読むことができると同時に、この作品を読んでいる詩人たちに対する皮肉としてもみることができる。このような中原の詩は、「四季」同人たちには異様で不気味に感じられただろう。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 梅光学院大学
Date Issued 2010-01-31
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]1882-0441