山口県立大学学術情報

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山口県立大学学術情報 Volume 12
published_at 2019-03-29

The Effects of Human Relations and Commitment to Socially Undesirable Group Norm on Whistle Blowing Behavior

人間関係と望ましくない規範へのコミットメントがwhistle blowing行動の発生に及ぼす効果
fulltext
1.38 MB
07.gen_KOUHARA.pdf
Descriptions
所属する集団の望ましくない規範への非同調行動としてのwhistle blowing行動の発生について、人間関係と規範へのコミットメントの長さを操作して検討した。参加者は男女大学生265名。場面想定法の質問紙を製作し、望ましくない規範に異を唱えて、内部あるいは外部にwhistle blowing行動をとるか否か回答を求めた。結果から,全体的にコミットメントの長さの効果は見られなかったが、否定的な人間関係は外部通報先への攻撃的なwhistle blowing行動の発生を促進していた。今後,望ましくない規範によって予測されるダメージをより軽微にした場面を設定し、検討を続ける必要がある。
Creator Keywords
whistle blowing行動
人間関係
コミットメント