山口県立大学看護学部紀要

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山口県立大学看護学部紀要 Volume 3
published_at 1999

A case study of a boy with ADHD : the play that tries to control a hyperativity and a impulsive action of children with ADHD

注意欠陥 / 多動性傷害の子どもとの関わり : 多動や衝動をめぐる遊びについて
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711 KB
YP20003000010.pdf
Descriptions
注意欠陥/多動性障害(ADHD)は、これまで微細能機能障害、多動性障害、学習障害などとも呼ばれきた障害であり、DSM-III-Rにおいて、行動面に注目し定義された診断カテゴリーである。行動の特徴には不注意、多動、衝動的行動がある。注意欠陥/多動性障害の子どもたちと接していると自己評価の低さを随所に認める。こうした問題行動に起因すると思われる自己評価を回復するために、彼らは遊戯療法場面であたかも自分の多動性や衝動性をコントロールしようとすることをテーマとした遊び(以下コントロール遊び)を展開することがある
Creator Keywords
注意欠陥/多動性障害
ADHD
低い自己評価
遊戯療法
コントロール遊び