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Experiences of the student in caring about mother and child at giving a premature birth

山口県立大学学術情報 Volume 10 Page 101-106
published_at 2017-02-28
12.nursing_Shiraishi.pdf
[fulltext] 1.05 MB
Title
早産となった母児との関わりをとおしての学生の経験
Experiences of the student in caring about mother and child at giving a premature birth
Creators Shiraishi Yoshiko
Source Identifiers
Creator Keywords
早産 母児との関わり 学生の経験 Premature birth Caring about mother and child Experiences of the student
近年の周産期医療の進展から、出生率が低下する中、早産児や低出生体重児などの新生児の出生は増加している。本研究では、母性看護学実習で早産となった女性を受け持ち、NICU面会へ同行し、後日、小児看護学実習のNICU/GCU見学実習でその母児と再会できた学生の経験を明らかにした。研究デザインは質的帰納的研究である。母性看護学実習での経験から[対象への接近の工夫と戸惑い][褥婦の気持ち、思いへの気づき][出産を肯定的に承認し祝福する][母性意識の芽生えについての心配][母児関係のスタートを確認して安心][母児分離の現実を理解][実習終了による寂しさと不安]の7つのカテゴリー、小児看護学(NICU/GCU見学)実習での経験から[再会時の母親の姿に安堵][母児の関係性の発達への気づき][児の成長の様子を確認][NICU/GCU 入院が長期にわたる現実を実感][父親のことについての心配]の5つのカテゴリーが抽出された。また、実習指導者との関わりで[看護者としての関わりを学ぶ]という経験として1つのカテゴリー、実習終了後は[家族のあり方や支援への興味・関心の高まり][母親としての役割や責任の理解][自己の将来像と課題を見出す]という経験として3つのカテゴリーが抽出された。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 山口県立大学
Date Issued 2017-02-28
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]2189-4825