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YOSHII Ryosuke


Publish Date (<span class="translation_missing" title="translation missing: en.view.asc">Asc</span>)
Bulletin of Sanyo-Onoda City University Issue 5 pp. 87 - 91
published_at 2022-03-31
山陽小野田市立山口東京理科大学工学部l年次の力学の授業(2021年度)において,力学概念調査(Force Concept Inventory:FCI)を実施した。FCIは,基本的な力学概念に関する30の間で構成されており,本調査では日本語版FCI(第2版,石本ら(2011))を使用した。調査は,本授業の初回時にプレテスト,最終回にポストテストを実施し, いずれのテストも同一のFCI間題を使用した。ここでは,FCIプレテスト・ポストテストの得点結果を示し,受験者全体の 授業開始時点での力学概念の理解度,及び授業後のその変化について報告する。また,調査結果の解析から明らかと なった学生が持つ誤概念の実態についても示す。
Creators : KASAGI Teruhiro KANEDA Kazuhiro KISHIMOTO Isao YOSHII Ryosuke Publishers : Sanyo-Onoda City University
Bulletin of Sanyo-Onoda City University Issue 7 pp. 85 - 91
published_at 2024-03-31
山口東京理科大学工学部3学科(機械工学科・電気工学科・応用化学科)の1年生向けに「物理学及び演習」(応用化学科は「物理学II及び演習」)として開講している電磁気学分野の入門的講義において,著者らが2022年度第IV期にそれぞれ担当したクラスの受講生に対し電磁気学についての概念調査(BEMA)のプレテスト及びポストテストを実施した結果に関して報告する。これは, 2019年度に2クラスのみで実施した調査の拡大版に相当する。本調査の問題は全問選択式の出題形式であり,オリジナル[Chabay-Sherwood(1997)]は英語で書かれているが,そのH本語版[土佐幸子訳(2014)]を使用した。ここでは,この調査のプレテスト・ポストテストの採点結果について統計的に処理し, 2019年度の結果との比較や学科依存性,入試形態依存性等の解析をする。さらに, BEMAを多次元項目反応理論で解析した文献[Hansen-Stewart(2021)]に具体的に記載されている2つのモデルを本調査の回答データに適用して解析する。以上の解析結果をまとめて報告し,コメントを述べる。
Creators : KISHIMOTO Isao KASAGI Teruhiro KANEDA Kazuhiro YOSHII Ryosuke Publishers : Sanyo-Onoda City University