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URIhttp://ypir.lib.yamaguchi-u.ac.jp/tr/metadata/111
タイトルOn“ Daisy Miller: A Study” -From the Perspective of Modernity-
タイトル別表記「デイジー・ミラー」について -モダニティの観点から-
作成者堤, 千佳子
作成者ヨミツツミ, チカコ
作成者別表記TSUTSUMI, Chikako
著者キーワードmodernity
the relationship between a male and a female protagonist
financial power
novella staged in four cities
モダニティ
男女間の関係
経済力
都市小説
資料タイプtext
ファイル形式application/pdf
内容記述(抄録等) 「デイジー・ミラー」は、ヘンリー・ジェイムズの最も広く読まれ、研究された作品の1 つといえるだろう。この小説は、当時人気のあった旅行物語であると同時に、「国際テーマ」を取り上げた作品の嚆矢と見なされている。モダニティの観点から、この小説はさまざまな解釈の可能性を持って再読する価値があるといえる。いくつか例を挙げると、登場人物は単純化されており、より深い解釈が必要である。ヒロインの弟は、ほぼすべてのもの、人物に対しアメリカがベストという発言を繰り返し、現在のアメリカ第一主義を髣髴とさせる。アメリカン・マネーの経済力は Daisy が欲しいものを手に入れる手段として、物語の中で繰り返されているが、その源である父親については息子や妻によって言及されるだけで、経済力としての存在としてしか扱われていない。アメリカ・ドルの力は今でも世界中で支配的な力を持っていることを再考慮する必要がある。
 ヒロインの Daisy は「アメリカの浮気娘」として単純化されており、彼女は物語を通してヒーローの Winterbourne を当惑させている。 Winterbourne は、女性の美しさを「観察および分析することに夢中になっている」ため、Daisy の闊達な自発性に不思議の念を感じずにいられない。この2 人の人物造型や関係性は、従来とは異なる視点から解釈することが可能である。
 この論文では、この古典的な物語に新たにアクセスし、モダニティの観点から解釈したいと考えている。ここでのモダニティの観点とは、男性と女性の主人公の関係、経済力、市場の拡大、商品化された文化などである。さらに、都市小説, 紀行小説としての側面についても言及していく。
出版者山陽小野田市立山口東京理科大学
出版者ヨミサンヨウオノダシリツ ヤマグチトウキョウリカダイガク
Nii資料タイプ紀要論文
本文言語eng
ISSN2434-2866
掲載誌名山陽小野田市立山口東京理科大学紀要
4
開始ページ17
終了ページ24
発行日2021-03-31
著者版/出版社版出版社版
リポジトリIDSU10004000003
ファイルSU10004000003.pdf ( 906.8KB ) 公開日 2021-06-30
地域区分山口東京理科大学