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稼働率の循環的変化と実質賃金

下関市立大学論集 Volume 40 Issue 3 Page 59-80
published_at 1997-01
Title
稼働率の循環的変化と実質賃金
Creators 素川 博司
Source Identifiers
本稿の目的は,稼働率の変化を考慮しつつ実質賃金の日循環的変動,あるいは順循環的変動を扱うことである。今日,短期の生産理論であっても,すでに設置された資本のすべてを利用することを前提にするものが多い。しかしながら遊休資本の存在,稼働率の変化を理論的に扱う試みもなされてきている。非・順循環的実質賃金の説明は,効率的賃金理論,生産要素(労働サービス,資本サービス)の特性の分析などを援用することによって可能になる。とくに本稿では,資本サービスの特性と効率的利用のもつ意義が強調される。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 下関市立大学学会
Date Issued 1997-01
File Version Not Applicable (or Unknown)
Access Rights metadata only access
Relations
[ISSN]0387-5296