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教育環境を守る戦いの顛末 : 子ども学とは何か(6)

子ども未来学研究 Volume 6 Page 5-12
published_at 2011-12-20
BGA0006000002.pdf
[fulltext] 696 KB
Title
教育環境を守る戦いの顛末 : 子ども学とは何か(6)
Creators 黒田 敏夫
Source Identifiers
Creator Keywords
PTA 教育環境 駆け込み申請 自治会
 22年前に小学校のPTA会長を2年間務めたときの記録である。PTAは保護者と教員が構成員の教育関係団体である。しかし、実際は保護者が中心になって、子どもたちの教育や教育環境の充実のために活動している。このPTAが小学校の前に計画された十階建てマンション建設の反対を決議して、反対運動を展開した。この計画が駆け込み申請であることがわかり、業者と行政の姿勢を問う運動となった。法的に問題のある事柄に対し、PTAはどこまで働きかけることができるのか、学校や教師集団はどこまで働きかけることができるのか、その困難さと矛盾を経験した。教育環境を守るための戦いの可能性と限界を政治と業者、行政・学校のシステムと人、PTAの組織と会員、地域の組織と住民の姿を通して考える。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 梅光学院大学子ども学部
Date Issued 2011-12-20
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]1881-7424