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矢本 浩司

Affiliate Master 梅光学院大学

Zekka (unfortunate slip of the tongue) of “ZEKKA”

梅光学院大学論集 Volume 49 Page 1-12
BGR0049000008.pdf
[fulltext] 1.04 MB
Title
『絶歌』の〈舌禍〉 : 「表現の自由」をめぐって
Zekka (unfortunate slip of the tongue) of “ZEKKA”
Creators Yamoto Koji
Source Identifiers
Creator Keywords
「絶歌」 「表現の自由」 表現空間 言語の記号性
本稿では、元少年Aという匿名で出版された問題作「絶歌」(二〇一五年六月)について、まず、その問題性や文学性を指摘した。続いて、「表現の自由」をめぐる戦後の主な文学裁判を瞥見しつつ、「表現空間」(及び言論空間)の成立条件を確認した。さらに、言語の記号性に着目して、表現そのもの(あるいは「表現の自由」)を傷つけることなく、著者の創作活動と「絶歌」というテクスト自体への批判の可能性を吟味している。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 梅光学院大学
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]1882-0441
[NCID]AA12190033
[PMID]2016-01-31