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肢体不自由児の抱える病理と支援のあり方 : ヨガによる身体への気づき(メタ認知)の改善

子ども未来学研究 Volume 16 Page 3-7
published_at 2021-12-27
Title
肢体不自由児の抱える病理と支援のあり方 : ヨガによる身体への気づき(メタ認知)の改善
Creators Shiota Shoichi
Affiliate Master 梅光学院大学
Source Identifiers [PISSN] 1881-7424
Creator Keywords
特別支援教育 脳性まひ ヨガ メタ認知 身体感覚の欠如
特別支援学校教育要領・学習指導要領の具体的指導内容と留意点に書かれてあるように、脳性まひ児を含めた肢体不自由児の場合、基本動作(e.g., 姿勢保持、上肢・下肢の運動)が未収得であるため、生活動作や作業動作を十分に行うことができない。よって、日常生活の動作を獲得することが肝要となる。脳性まひ児の病理の一つとして、身体感覚の欠如や身体表現が異なることが明らかにされており、身体への気づき(メタ認知)を改善させることが重要となる。ヨガはアーサナ(ポーズ)、呼吸法、瞑想法から構成される body mind approach(e.g., マインドフルネス瞑想法)の一つである。伝統的なヨガは「気づき(メタ認知)」を養い、その実践の中でその瞬間に起こる身体の変化へ注意を向ける。ヨガは脳性まひ児の注意機能、メタ認知、基本動作の獲得や心身の健康に対し有効性の示された治療法の一つであるが、その治療機序については不明な点が多い。よって、本稿では肢体不自由の一つに分類される脳性まひの病理として身体感覚の欠如、メタ認知の向上を介したそれらの改善にかかる治療機序を述べた。本稿が僅かながらでもヨガに関わる実践家、研究者の役に立てば幸いである。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 梅光学院大学子ども学部
Date Issued 2021-12-27
File Version Version of Record
Access Rights metadata only access
Relations
[PISSN]1881-7424