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叱りの意味を再考する : 子どもの成長を促す叱りとは

子ども未来学研究 Volume 7 Page 25-30
published_at 2012-12-20
BGA0007000005.pdf
[fulltext] 425 KB
Title
叱りの意味を再考する : 子どもの成長を促す叱りとは
Creators 丹羽 智美
Source Identifiers
Creator Keywords
叱責者の受容的態度 叱り言葉 自律的行動
 養育者や教育者は何のために叱るのかについて整理し、叱り方が子どもにどう影響を与えているかについてレビューした。まず、叱る意義について整理した。第2に、オペラント条件づけに従って叱りは効果を持っているため、叱りが罰になっていないと効果的ではないことを確認した。第3に、効果的な叱り方について整理した。養育者と教育者は受容的態度を持って子どもに接し、やめてほしい行動を直接伝えたり、理由説明したりするような叱り言葉を使うと、子どもは叱りを受け入れやすくなることがわかった。最後に、子どもが自立的に行動するためには、理由説明する叱りが効果的であることがわかった。それには発達段階を考慮する必要があることも指摘された。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 梅光学院大学子ども学部
Date Issued 2012-12-20
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]1881-7424